こんにちは。> 「受けない、受けさせない」という選択をしている私は「変わり者」呼ばわりです。普通はそうでしょうね。新聞・テレビの影響が大きすぎます。このような場合、効果がどうのこうの、自然感染による免疫がどうのこうのと、あまり難しい話をしても議論が空回りしてしまうので、「10年前は誰も予防接種を受けていなかったのに、何の問題も起きていなかった」とだけお話ししてはどうでしょう。> 流行ると予想した型が外れると効かない予防接種でも、受けさえすれば罹りづらかったり、軽症で済むと言いますよね?> 過去にインフルエンザに罹り、しっかり免疫が付いていれば、型が違っても軽症で済むかもしれない、似た型ならうつりづらいかもしれない、と考えて・・。> これって間違ってますか?その通りだと思います。前橋レポートでも、この点が強調されています。『われわれは,5年間の追跡調査において,前回の同型感染が(かなりの抗原変異に拘らず)強い感染防禦効果を示すことを立証した。そして,感染を繰り返すことによって,それが更に強化されることを見た。』予防接種の型が見事あたった年は、感染率はかなり低くなると思います。でも、それは、予防接種の効果ではなくて、前年に自然感染したことの結果と考えるべきなんですね。だって、予防接種で使われる型というのは、だいたい前年のものを参考にしているわけですから。「見せかけの相関」の典型例です。