おはようございます。抗生物質は、細菌などを殺す薬です。〇〇系とありますように、病原菌の種類によって効き目のある薬が違ってきます。抗生物質の使い方で問題なのは、不適当な使い方をするために耐性菌が発生してしまうことです。体力のある成人なら、薬を使わなくても病気を自力で治すこともできるでしょうが、体力が弱っていたり、治癒しにくい部位の病気なら薬を使わないと細菌にどんどん体を蝕まれてしまいます。お年寄りや乳幼児などにとっては抗生物質がなければならない場面もあると思います、そのときに耐性菌に侵されてしまっていると、薬が効かないということになります。耐性菌を作らない為には、「不要な薬は処方を断る。処方された薬はきちんと飲みきる。」ことが必要だと思います。飲み出したら、処方どおりきちんと飲みきって病気を治しきってください。薬をもらってから、素人判断で悩んだり、飲み方を変えるのは、お子さんにとってよいことではないと思います。悩むのなら、病院にかかる前に、もしくはお医者さんに診察してもらっているときに、きちんと薬の要不要を聞いてみてください。信頼できる医師とよくご相談になって、なってしまった病気はしっかり治して、病気になりにくい体を作っていってあげるのがよいのではないかと思います。薬が強すぎるのでは?多すぎるのでは?と感じるのであれば、セカンドオピニオンを受けて、薬を乱用しないお医者さんを探しておくのは必要かも。中耳炎は慢性化すると厄介ですし、脳も近いので、こじらせないようにお大事になさってください。