はまです。>「タミフル」が処方されました。帰って飲ませて2時間あまり、>耳鳴りがひどくて、小さな音が耐えがたく聞こえるらしい。一昨年にも同じようなことがあったということですから、副作用と考えてよいと思います。ただし、医薬品副作用被害救済・研究振興調査機構http://www.info.pmda.go.jp/fsearch/jsp/menu_fukusayou_base.jspには、2002年度に1件報告されているだけで、添付文書にも載っていませんので、新しい副作用として、医師から報告してもらうようにしていただいたほうがよいと思います。ただ5分と、短時間であったということですので、他の異常行動や、低体温、呼吸の抑制や、そのために起きると思われる睡眠中突然死などと、起こり方が同じかどうかはまだよくわかりません(同じの可能性もあります)。NPO医薬ビジランスセンターに寄せられた情報の中には、異常行動のあった子で、静かになりすぎるとうるさいから静かにしないでほしいと、言うような場合もありました。いろいろな症状が出るようです。>来年またかかったら、どうしたらよいのか。>ワクチンが効かない、家族でいつも一人だけ発症する息子。>不安で一杯です。そんなに怖がることはありません。インフルエンザ恐怖症をあおるキャンペーンの影響で皆さんのあいだに、恐怖症が蔓延していますすね。インフルエンザは、ほとんどが自然になおる病気です。死ぬような「インフルエンザ脳症」の大部分はきつい解熱剤(ポンタールやボルタレンなど)による脳症です。きつい解熱剤を使った後で起きる死亡するほどの重症脳症は、インフルエンザのあとより、普通のかぜの後の方が多かったくらいです。また、死なないまでもかぜやインフルエンザの治りが悪くなります。熱は無理に下げないほうがすっきり早く治ります。ワクチンは効きませんから、しなくてもいいです。温かくして寝させておくのが一番です。なまじ、解熱剤やタミフルで熱が下がると、子供に限らず、大人もじっとしていませんから、かえって休養がとれません。熱が高くなっているときには、ウイルスをやっつけてくれていると思って、退屈かもしれませんが、じっとねていることです。頭が痛くてどうしても寝られないという場合にだけアセトアミノフェン(カロナールなど)を少量飲む程度でよいでしょう。はま