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No.488 : Re6: インフルエンザの不顕性感染
( 返信 )
 まつ  父親父親 [お子さん1人] - 2004/02/11(水) 06:30

こんにちは。

> それにしても、別スレッドでも読んだのですが、不顕性感染が3割もいるってすごく多いですよね。

> この元資料ってどこかにありますか?


インフルエンザの不顕性感染のことですよね?
これは、一般的な話ではなく、とある調査ではそうだったということです。

その調査では、小学生2年生の児童600人に協力してもらい、6年生になるまで同じ児童を継続的に追跡しました。調査方法は血液中のH1抗体価で、毎年11月(流行前)と5月(流行後)に採血を行いました。

まず、シーズンの前後で抗体価が上昇したかどうかによって、インフルエンザに感染したかどうかが分かります。

一方、インフルエンザが発症したかどうかも、ある程度推測できます。この調査では、学校を欠席したかどうかによって判別しました。

この両者を組み合わせると、感染した人(抗体価が上昇)のうち、発症しなかった(欠席しなかった)した人の割合が分かります。この割合が、だいたい3割だということです。

もちろん、全ての欠席がインフルエンザを原因としているわけではありませんから、厳密な調査ではありません。しかし、典型的なインフルエンザの症状なら熱は38度くらいまでは上がりますし、そうなったら、よほどのことがない限り親は学校を欠席させるでしょう。ですから、不顕性感染率については、かなり正確なところを捉えていると思っています。

他にも興味深い結果が掲載されていて、インフルエンザの抗体価が年を経るにつれ徐々に低下していく様子や、自然感染した人が翌年以降に感染したかどうかが調査されていたり。

さて、出典は、前橋市医師会の作成による『ワクチン非接種地域におけるインフルエンザ流行状況』です。いわゆる前橋レポートと言われているものです。インフルエンザ予防接種の副作用発生をきっかけに、当時全国的に行われていた集団予防接種を中止してしまい、その事後検証という目的から行われた調査です。入手は...難しいかも、です。興味があるのでしたら、オフ会でもあったときに持っていきましょうか?

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