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No.5022 : Re4: おたふく風邪の予防接種
( 返信 )
 静岡より  父親父親 - 2006/02/26(日) 18:33

こちらも、ムンプス難聴のお部屋のコミュニティを手伝っている一人ではなく、ムンプス難聴の子供を持った親として書き込みますね。

多分ご覧になったのは難聴の調査の仕方であるので違っています。もっと丁寧に書くんでした。すみません。ムンプス難聴の確定の仕方は色々複雑できちんとした指針があり、紹介したページをたどっていくと見つかります。

発症率に関しては、幾つかの新聞や学会誌で数百分の一という指摘がありますが、これを書くのは自分の想いから外れますので他の調査にゆずりたいと思います。

ムンプス難聴で書きたいことは、ご指摘いただいている通りです。調査中の発症率以前に予後の重さを書くべきですね。

おたふく風邪の合併症では髄膜炎も怖いですが治す手段がある程度構築されていて、予後も順調なことが多いですよね。これに対して、ムンプス難聴は、残念ながら全く現在の医学では治療が極めて困難です。片耳失聴が多いですが(両耳失聴もムンプス難聴の中で10%いるという説もあります。)、感音難聴ですので回復しません。すごくタチが悪いです。片耳が聴こえるからそれでよいじゃないか? そんな意見もあるでしょうけど、また、そんなことを小児科の先生が言われたという投稿も目にしたことがありますが、騒音内では音の方向が判らない、咄嗟の時に来る音の方向が判らないなど親としては注意すべきことが一杯です。

そして、最も重大なことは、更に残った健聴側の片耳を絶えず心配しなくてはならないこと。最近になって幼児期のムンプス難聴後の追跡調査を始めたようですが、怖いことには遅発性内リンパ水腫(メニエールに似たものです。)といって、10年ぐらい以降に、眩暈から聴力低下を引き起こす、更には健聴側も失聴する危険性が増すという指摘です。
そのデータベースを懸命に調べていますが、10%は起こるのではないかということ。これが非常に恐ろしいです。

自分が言いたいのは、予防接種には様々議論があって当然ですが、アメリカなどはおたふく風邪は231人です。当然ムンプス難聴も撲滅されているでしょう。他の先進国はワクチンを改良続け、今ではおたふく風邪による難聴を聞かないようになっています。

日本の場合は、残念ながらムンプス難聴が発生しています。治療には手がない。親は呆然とするしかない。自分は子供に発症後ステロイドの治療をし、更に10月から鍼灸治療を2ヶ月毎日やっても効果がなかった。そして今も遅発性内リンパ水腫のリスクを減らすために、毎日、マッサージと鍼をしています。
また、同時期にムンプス難聴になった4人の幼児も皆、大人の鍼灸をしています。なんとしてでも子供の難聴を治してあげたかったからです。

聞いたところによると、日本でも昔に比べて改良され、安全な株のワクチン(3種類の株)を使用していると聞いています。
難聴の発症率が高くなっているという指摘がある。そして、予後を考えたら、自分はおたふくの予防接種は受けるべきだと思います。そして欧米と同じ効力のワクチンと聞きますので、2回実施すべきと考えます。

色々とご意見ありがとうございました。自分のコミュニティに戻りますが、時々またお言葉に甘えて投稿に来ます。

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