リハビリ系の者です。小児は専門ではなくて、療育ボランティアをしていたことがある程度なので、自信バリバリもって言えることではないのですが、詳しい方が少なそうなので。アスペなどの自閉症スペクトラムのお子さんの診断はなかなか難しく、専門の知識を持った小児科医がとても少ないです。ただ、専門家が見れば、それだけ大きくなっているお子さんでしたら、結構はっきりすると思います。よいお医者さんに出会えるといいですね。小児精神科というところが専門になるかと思います。「発達障害」を診てくれるところです。そういう標榜はなくても、大きな病院の小児科や精神科や児童相談所には、専門とする医師がいるかもしれません。これから行かれる相談センターもわかるかもしれませんし、他に口コミも含めてよーく探してくださいね。私の住む市(200万都市)では、専門知識を持った医師に診てもらうのに、初診ですとどこも通常3ヶ月〜半年待ちのようです。最近、専門のセンターができたので、そこには情報が集約しているかもしれないんですが。診察を受けられたら、初めから診断を告げてくださいとお願いした方がいいかもしれません。最近は、医師も最初からははっきり言わない方向のようです。お子さんの特性をつかんで、いい方向へ導いてあげるのに、やっぱり診断や相談は欠かせないと思います。一人一人違うとはいえ、困っていたことが、経験者のアドバイスですっきりしたり、問題に思える行動も、その理由原因が、本人やご家族が納得できる説明が得られると、日々もっと穏やかに過ごせますよね。ご本人も、自分と人との感覚や考え方の違いをわかるようになると、パニックになりそうなとき、上手に対処できることも年長になるにしたがって増えてくると思います。きっと毎日、緊張の中で過ごしてますよね。がんばってますよね。自分の世界に入っているとき以外は、きっとリラックスは彼にとって、とても難しいことなんですよね。でもお母さんがこれだけ援助の方向を構えていらっしゃるから、彼は幸せですね私が最近読んで、参考になったと思う本を紹介しますね。まだ診断されたわけではないし、お子さんとは違うことも多いと思いますが、一般的な知識としても多くの方に読んでいただけるとそういう特性を持った人が少しでも生活しやすくなるだろうなと思える本です。かなり具体的にアスペの世界を知ることができます。ご自身がアスペの方の対談なので、とても読みやすいです。小児を専門としている仲間でも、新たな発見がたくさんあったと言っていました。「自閉っ子、こういう風にできています」ニキ・リンコ、藤家寛子 著花風社 1600円少しでも参考になると嬉しいです。もっと詳しいアドバイスがあるといいのですが。