> ・ヘルペスはどの経路で感染するのか? 単純ヘルペスウイルス(HSV)には、HSV-1とHSV-2とがあります。 主に、HSV-1は、口腔に唾液で感染(直接感染、飛沫感染)し、HSV-2は、性器に性行為で感染します。 へルペス性口内炎は、HSV-1が原因の場合が多いと言われます。> ・ヘルペスは、一度かかると、体力がおちるたびに再度かかる> らしいが、それは一生なのか? ヘルペス科のウイルス(単純ヘルペスウイルス、水痘帯状疱疹ウイルス、EBウイルス、HHV-6、サイトメガロウイルスなど)は、一度、感染すると、ウイルスは、生涯、体内に残ることが多いです(潜伏感染)。 単純ヘルペスウイルスに関しては、体力が低下すると、再発(再活性化:知覚神経節に潜伏感染していたウイルスが、再増殖する)して、口内炎などを起こしますが、 体力が低下したら、必ず、再発して、症状が現れるとは、限りません。> ・ヘルペス性口内炎と、帯状発疹は同じもの? 両者は、原因ウイルスも、異なる疾患です。 ヘルペス性口内炎は、単純ヘルペスウイルス(HSV)が原因で起こります。 また、帯状発疹は、水痘帯状疱疹ウイルス(VZV:水ぼうそうの原因ウイルス)の再発が原因で起こります。> ・同じものだとすると、以前かかった水ぼうそうが、完全にで> きっていないということ? 水ぼうそうの原因ウイルス(水痘帯状疱疹ウイルス:VZV)や、単純ヘルペスウイルス(HSV)は、一度、感染すると、体内に残ることが多いです(潜伏感染)。 水ぼうそうに罹ると、水痘帯状疱疹ウイルス(VZV)は、一生、体内に残存(潜伏感染)していて、 体力が低下したりすると、神経に沿って、ウイルスが増殖し、帯状疱疹と言う病気を起こします。http://hobab.fc2web.com/sub6-Varicella.htm