tomop です。「自家中毒」という言葉も「傾眠」という言葉も初めて知りました。ことはは さん、普段通りの生活に戻ったとのこと、よかったですね。ことははさんとharipoさんのやりとりを読んで、私自身も過去にあったことなどいろいろと考えました。息子は先天性の腸の疾患があって手術していて、退院後も大学病院に月に1度の通院をしていました。入院時から診てもらっていた医師と通院時に診てもらっていた医師と違い、通院時には少し役職が上の医師が診ていました。入院時から診てもらっていた医師は当時からの息子の状態を全てわかっていて、もちろんカルテで詳しく確認もしていたようなのですが、ほとんどの状態を覚えていました。通院時の医師は忙しいせいもあったのでしょうが、行く度にいつ手術をして、どんな程度だったかとか前回の時の様子はとか割と一から説明しているような感じでした。入院時から診てもらっていた医師に診てもらいたくても、予約を入れられてしまって医師を替えたいとこちらから言い出しにくかったのです。何か心配事があると、入院時から診てもらっていた医師が担当する曜日に行って受診していました。といっても、すぐに受診するのも大学病院まではちょっと遠いので、少し間をあけて行くので月に2回ほど通っていた時期もあったほどです。入院時から診てもらっていた医師は薬も最小限で、細かく家での対処の方法を教えてくれました。例えば、普段より排便回数が多い時、つまり下痢をしている時でも腸洗浄をして一気に出した方がいいとか、離乳食の進め方だとか、ミルクの量だとか、お腹の具合(触診した結果)とか、腸洗浄をしていたら血が混じっていた場合のこととか。少し役職が上の医師の場合は、ミルクの量とか細かいことは自分は専門ではないから小児科の医師か栄養相談で相談してくれという具合でした。私としては、息子の病気特有のケアの仕方があるのかもと思って聞きたかったのです。これが合理的な理由になるのかな?ある時にやはり少し役職が上の医師に診てもらった時、たまたま夫も一緒についていってくれて、心配なことや家での様子など細かく夫からも話してくれました。その時にはその医師は詳しく診察してくれて、説明も詳細にしてくれました。私はどうせ話しても自分たちの希望通りの診察をしてくれないだろうとどこか思っていたところもあったような気がします。といっても、最後には曜日的に通えないと言って入院時から診てもらっていた医師の曜日に無理やり行って受診するようにしていました。その医師も今は外来での診察をしていないので、今は又別の医師に診てもらっています。下痢、嘔吐で近くの総合病院を受診するも、結局心配だからとその後大学病院に行きなおしたりといったこともありました。その時はまだ自宅で腸洗浄を行なう前で、大学病院に行っては腸洗浄してもらっていたので、そのことを近くの総合病院で話して腸洗浄をしてもらったのですが、慣れていないせいかあまりうまくできなかったりしていました。大学病院には電車で1時間、車でも40分〜1時間程度かかります。ずっと不安に思っているくらいだったら、いっそ行ってしまった方がいいと受診した時もあります。息子は先天性の病気なので、やはりずっと診てもらっている病院を受診しなくちゃと思っていたこともあります。つい最近ではこんなこともありました。大学病院の普段通っている科は小児外科で、お尻にイボができて以来皮膚科も受診しています。液体窒素で焼き切る治療をしていたのですが、ある時に皮膚科の医師に液体窒素で焼き切る治療ではなくて、手術をして一気にメスなどで切ってしまうやり方ができないのかどうかと聞きました。皮膚科の医師は一言、「できません」と言い、私はその理由を聞けませんでした。メスで切るのは皮膚科の医師ではできないということ?それとも、小児外科の医師にやってもらわなくてはならなくて、入院治療になるといろいろあってできないとか?とか自分であれこれ考えていたのですが、政治的な理由なのかもと思ってそれ以上聞くことができなかったんです。その後、小児外科を受診して(別の医師ですが)同じように質問をしました。そうしたら、「メスで切るというのは、たとえ切ってもその後又イボが又できるかもしれないし、メスで切った部分から化膿したりする可能性もあるのでしない方がいいです。」との答えが返ってきました。私は全く同じように質問をしたのに、違う回答が返ってきて少し驚いたのですが、皮膚科でも理由を聞けばよかったと思いました。その医師によって、コミュニケーションの取り方が違うということ、患者側である私たちも歩み寄る必要もあるかもと思いました。長くなってしまって、何が言いたいんだか・・・> ただ、私がその医者を頼りたいというのはそれなりの理由があります。やはり価値観が近いということが大きいかと思いますが、それよりも今までにこの医師に相談をしてきたことで、「これって変じゃないの??」という疑問をぶつけるとそれについて明瞭に説明をしてくださること、そして何よりも母親として、仕事を持つ女性として、同じ目線で話をしてくださることで、子供よりも私自身が精神的に救われてきたというのが大きいかと思います。ことははさんのこの理由は「信頼できる医師」に診てもらう理由としてはとても共感、納得します。もちろん、他の医師に診断してもらった時も歩み寄ることも必要だと思うのですが、時には遠くても「信頼できる医師」に診てもらうことで自分自身が心底安心できるのであればそれもいいとも思うのです。自分が安心しなければ、子供に安心を与えることはできないとも思いますし。近くでも「信頼できる医師」、かかりつけの病院がみつかるといいですよね。