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No.6267 : チメロサールとフェノキシエタノール
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 ホバブ  医療関係者医療関係者 - 2006/11/07(火) 21:24

本日、T社のワクチン担当者の方が来院して下さり、質問していた事項に関する資料を頂きましたので、少しずつ、御返事させて頂きます。

 チメロサール(エチル水銀チオサリチル酸ナトリウム)は、保存剤(雑菌汚染の予防)として用いられて来ました。
 チメロサールをワクチンから完全に除去すると、製造されてから接種するまでの過程で雑菌汚染が起きた場合は、大変危険な事態や、混乱が起こることが予想されています。

 チメロサールの代替として、namyさんが御紹介されましたように、フェノキシエタノール(PE)が用いられています。
 フェノキシエタノールの長所として、ワクチン接種で体内に入った量のほぼ全てが、24時間以内に体外に排出されます。
 フェノキシエタノールは、スウェーデンやイタリアでDPTワクチンに添加されていますが、副反応は、今のところ問題になったことはないそうです(多く使用されるようになれば、新たな問題が見出される可能性はあります)。

 また、イタリアで、チメロサール添加DPTワクチンと、フェノキシエタノール添加DPTワクチンとで、副反応を比較したデータがありますが、発熱(38℃以上)の頻度は、チメロサール添加だと0.3%、フェノキシエタノール添加だと0.4%以外は、発赤、腫脹などの副反応の頻度に、差は見られていないそうです。

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