こんにちは。> そんなに必死にぬらなくてはいけないものでしょうか?毎日フッソの液をぬってるうちに、少しずつ子供が飲み込んでしまって体内にたまってなにか病気にならないかと不安です。こうした感覚(直感)は大事にした方がいいと思います。まずは、我が家の事情から。我が家では、フッ素は全てお断りしています。理由は、虫歯予防は食生活で十分に可能だと考えているからです。私の子供には、お菓子やジュース、飴玉は基本的に与えていません(「基本的に」というのは、お友達の家に遊びに行ったときなどは仕方がないから)。そして、食べた後は、必ずお茶を飲んで口をゆすぐ。これだけです。以前、歯科健診に行ったとき、口の中を見たお医者さんは、「あら! お菓子食べさせてないでしょ」と即座に指摘してくれました。砂糖をたくさん食べている子供は、唾液の質が違う(ねばっこい)ので、一目で分かるそうです。さて、本題。フッ素について、私が知っていることは、・フッ素は確かに虫歯予防に効果がある・一方で、副作用(?)も無視できないです。最初に書いておきますが、副作用に関して、あまり深刻に捉えないでくださいね。予防接種や薬の副作用と同様、現れることもありますが、現れないことの方が圧倒的に多いのです。また、フッ素は自然界の食べ物にも普通に含まれています。塩、魚介類、海藻などが代表例で、日本人は食事からのフッ素摂取量が多いといわれています。砒素やカドミウムは、多量に摂取すると死に至りますが、一方で、人間にとって必要不可欠な微量元素である可能性も高い。これと同じで、フッ素も、どれくらいの量を摂取するかが問題だと思います。代表的な副作用として、フッ素を摂取しすぎると斑状歯になる可能性が高くなることが分かっています。google.co.jp などで「フッ素 斑状歯」というキーワードで検索すれば、いろんな解説ページがヒットしますので、一度ご覧ください。その他にも、関連性のあると言われている症状がいろいろとあるようです。以下のページは良くまとまっていると思います。http://members.jcom.home.ne.jp/emura/newpage10.unicef..htm日本で問題になっているのは、甘く味付けされた歯磨き粉。当然、フッ素も入っています。これ、「ごっくん」って飲んでみた記憶ありませんか? 私は何度もあります。基本的に、歯科医師はフッ素を推奨する方が圧倒的に多いです(予防接種を同じですね)。第一の目的(虫歯を予防する)だけにとらわれずに、もっと広い視点(長期にわたる健康)で患者のことを考えてくれるようになれば、医療に対する不信感が低下すると思うのですが。。。