シナジスは、早産低体重で生まれた子や、先天性の心疾患などの子に用いられる抗体注射ですね。予防接種のように免疫を作るのではなく抗体なので、冬季流行期間中、定期的に注射します。我が子は極低体重で生まれたので退院時にシナジスを勧められましたが、「しない」ことを選択しました。主な理由は、遺伝子組み換えの技術でつくられた新しい薬であるということです。未知のリスクがあることも懸念しました。注射をしないことの代案として、流行期間中は極力外出せす、RSウイルスへの感染のリスクを避けることを徹底しました。余談ではありますが、この薬は超超!非常に高価なんですよね。体重1キログラムあたり約25000円。仮に体重が6キロだとおよそ15万円。これが1回の価格です。しかも流行が終わる春まで毎月だとすごい金額ですね。(全額公費負担ですが)それで、効能といえば、感染した場合の重症化を軽減するという程度。私は自分に問いかけました。「自費ならやるか?」「自費なら絶対にしない。」「自費ならどうする?」「感染のリスクを徹底して排除する。」この思考も、我が家が「しない選択」に至った一つです。