こんにちは。> 1歳3ヶ月の子供がおります。風邪と診断受けても必ず抗生物質が処方されるのですが、こちらの看病日記を見ていると、風邪と診断すると抗生物質は処方されておりませんが、心室心房中隔欠損だからでしょうか?感染症の種類には、大きく分けてウイルス性のものと細菌性のものがあります。そして、抗生物質が効くのは、細菌に対してだけです。一方、ほとんどの風邪は、ウイルスが原因でかかるものです。ですから、風邪には抗生物質が必要ないのです。以前は風邪のときに抗生物質を処方するのが一般的でしたが、最近は処方しない方向に変わりつつあります。それでも抗生物質を処方するお医者さんもいますが、「風邪によって二次的に引き起こされる細菌性感染を予防するため」という理由が付けられます。確かに、ウイルス性の感染症で抗生物質は効かないと分かっていても、感染症で体力が弱っているときは、細菌性の感染症にもかかりやすくなっています。「風邪をこじらせて…」という表現があるように、風邪をひいたとき、休むべきなのに無理をして、肺炎を起こして入院してしまうこともありますよね。しかし、一般的には、風邪をひいただけで肺炎まで起こしたりしません。というより、ほとんどの人は、何もしなくても2〜3日休んでいれば自然に治るものです。そして、現在問題になっているのは、必要性がないのに、抗生物質を大量に使いすぎ、その結果、抗生物質が効かなくなった耐性菌を生んでしまうことです。ですから、風邪をひいたとき抗生物質が必要なのは、細菌性感染を引き起こす可能性が高いことが明らかな場合です。いろんな理由で、細菌に対して非常に弱くなっている人がいます。saku さんの場合も、なぜ抗生物質を処方するのか、お医者さんに直接聞いてみた方がいいのではないでしょうか。心室心房中隔欠損は関係あるのでしょうか?と。ひょっとしたら、「患者が求めているから」という理由で処方しているのかもしれません。私たち患者のなかにも、「風邪=抗生物質」と考えて抗生物質を欲しがる人が多いため、仕方なく処方しているケースもあります。この場合、ウイルス性の感染症なら抗生物質はいりません、と伝えれば、処方しなくなると思います。患者の方が変わらなければいけないケースですね。納得できる説明がされず、かつ抗生物質を出そうとする場合、必要ないのになんとなく処方しているだけかもしれません。医師の方が変わらなければいけないケースです。この場合は、お医者さんの考え方を変えるよう努力するか、お医者さんを変えるか、いずれもダメであれば、抗生物質を服用するかどうかを自分で判断することになります。> 病院関係方もいらっしゃるようなので質問させていただきました。これは、あまり期待しないでくださいね。仮に病院関係者がいたとしても、ネット上で「診察」を行うことはできないですから。。。