麻しん風しんの2回接種は、平成18年4月1日に導入され、同年6月にさらに改正されました。 まつさんのおっしゃるとおり、希に抗体のできない人又は抗体が作られても効果があるまで上がらない人がいます。接種を受けた人の5%程度と言われています。 そこで、2回接種が導入されました。 生ワクチンは個人差はありますが、10年程度で抗体が下がると言われています。嘗ては麻しんの流行があり、予防接種を受けた人はそこで不顕性感染を起こすことによって、抗体の持続が期待出来ました(これをブースター効果と言います)。しかし、全国的な流行を見ない昨今では、このブースター効果が期待出来ません。 今回の麻しん流行は成人麻しん(15歳以上の麻しん)が多く見られることから、予防接種の抗体が低くなっている状態で感染し発症したと考えられます。 このような例から見ると、10年程度で追加接種を受けると言う方法が良いように思えます。 麻しんは春先から夏にかけて流行が続きます。 既に定期予防接種の対象年齢では無い様ですが、受け手は活けないと言うことではありません。年齢が高いからと言って、その為に副反応が出ると言うものでもありません。 私の娘は16歳ですが、3月に麻しん風しん混合ワクチンを任意接種で受けてきました。 受けることを勧める訳ではありませんが、いずれにしても保護者の肩の判断によりますので、熟考されてください。