僕の母親はADHDの事を知っていましたが、僕が中学校三年生に成るまで何も教えてくれませんでした…僕もそれまで病気だとは思ってなかったのですが、ある日読書の本を探そうと、母の洋服棚を調べたら…「のび太・ジャイアン症候群」と書いてある本を見つけ…面白半分で読んでみたら自分と同じ様な症例が多数、書いてありました。その時は気にもしていなかったのですが、良く考えると幼稚園に入園する前から症状がはっきりと見えていた様なのです。小学校五・六年生の時に「自分は、みんなと違うのかな…?」と思ったり「仲間外れにされてるのかな…?」って思って少し寂しい思いをしました。小・中学校の時に好きな女の子がいましたが…気を惹こうと思って、わざとふざけたりエッチな事を行っていたら逆に嫌われました。逆に僕の事が好きと女の子に言われて…恥ずかしくて、いじめたり意地悪をしたりもしました。高校に入ってからは、版書をノートに写すと必ず誤字、脱字、中国簡体字が所々、目立ってしまいます…しかも、みんなより異常に書く速さが遅く速く書こうとすると、お坊さんが書いた様な字になってしまいます。授業中の発言回数が異常に多くしかも全て話がずれています。治そうとしても治りません。しかも僕は異常な心配症で、気になる事はすぐに確かめないと、いても立ってもいられません。電気を消したのに何回も再確認したり鞄や筆箱のファスナーを何回も閉めようとしたりします。学校のみんなからは、どう思われているのかは知りませんが、陰で「頭がおかしい人」とか「精神障害者」などと言われていると思うと、とても悲しいです。

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