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No.7565 : Re: 接種した人はインフルエンザを移さないの?
( 返信 )
 namy  母親母親 [お子さん3人] - 2007/12/09(日) 05:13

Snow Whiteさん みなさん おはようございます namyです

過去20年間で最速と報道され、巷もインフルエンザの話題が挨拶かわりに聞かれるようになりましたねぇ。
20年前には迅速診断キッドもなかったから、インフルエンザに分類されてない過去データはかなりありそうな気がするんだけど・・・と、独り言をつぶやく(あやしい)今日この頃です。

Snow Whiteさんの疑問はみんなの疑問です〜。私も直球の答えは持ってませんが、ぜひぜひいろいろ試行錯誤されて納得の行く決断をされてください。

> 最近、何人かのお母さんから「予防接種すると人にはウイルスを移しにくい」と聞きました。これは事実でしょうか?事実であれば、どのようなメカニズムで移しにくくなるのでしょうか?


そのお母さん方に情報ソースを聞きたいですね。
ただ単に、予防接種をすれば、少しは発病が抑えられ、その分咳を撒き散らすことも少なくなるから・・・?といったことぐらいしか素人の私には思いつきません。(不顕性感染でも感染源にはなる可能性があるそうですが・・・)

■専門家の窓口
もしかすると、そのお母さん方に確かな情報ソースはないかもしれないので、Snow Whiteさんのように事実の情報を集めたいとなると、専門家の窓口に問い合わせをされたほうがいいように思います。(ぜひぜひ結果をまたレスしてください〜)
平成19年度
今冬のインフルエンザ総合対策について
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/index.html
↑に示されている(4)相談窓口の設置
http://www.npo-bmsa.org/influenza_anounce.html

に直接聞かれるのも、ひとつの手段かもしれませんね。

■参考情報(有効率の考え方)
専門家からは有効率の話が出るかもしれません。
インフルエンザ・ワクチンを接種した場合の効果は、
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/07qa.html#12
「小児については、1歳以上で6歳未満の幼児では発病を阻止する効果は約20〜30%で、1歳未満の乳児では対象症例数が少なく、効果は明らかでなかったという報告があります。」
と示されていますが、(ワクチンを打たなかった人が100%インフルエンザに罹らない限り)100人中20〜30人が予防接種により発病しなくなると示しているわけではないらしいのです。

ワクチンを打たない100人中インフルエンザに罹った人が50人いると仮定した場合(かなり大目ですけど):
その50人の中の約20〜30%(10〜15人)に効果がある。
↓(つまり)
ワクチンを打った場合にインフルエンザに罹る人は100人中35〜40人になる。

ワクチンを打たない100人中インフルエンザに罹った人が10人だった場合:
その10人の中の約20〜30%(2〜3人)に効果がある。
↓(つまり)
ワクチンを打った場合にインフルエンザに罹る人は100人中7〜8人になる。

この差を解釈して、自分の子に毎年接種するか否か判断している親は稀だと思います。

ちなみに「インフルエンザ・ワクチンは打たないで!」(母里啓子 双葉社 2007.12)によると、『・・・偽薬でも多少の効果はあるものです。「20パーセントの有効率」というのは、この偽薬よりもほんのちょっといいくらいの効果でしかありません。』と示されています。また『「家族や他人にうつさないためにワクチンを」の嘘』についても書かれています。

>  また「予防接種することによって免疫が蓄積する」とも聞きましたが、それなのにどうして毎年接種する必要があるのでしょうか?型が違うからということなのでしょうが、それならば一生予防接種は受け続けるということでしょうか?


「免疫が蓄積するか否か」も、どう評価していくか事態がまだ議論の余地のある段階のようです。

「予防接種の手びき-第11版-」(木村三生夫他 近代出版 2007.4)のインフルエンザの章の中に、〔ブースター効果の神話〕というコラムがあり、1997/98シーズンから3シーズンのある高齢者施設でのデータを踏まえて、
『要約すれば、インフルエンザワクチンはやればやるほど抗体価が上がるものではなく、同じ株のワクチンを毎年連続して接種すると、ワクチンをやってもやっても抗体価があがりにくくなるということである。』
と抗体価4倍以上上昇率によるガラスの天井現象というもののため
インフルエンザワクチン接種における有効性を抗体レスポンスに頼ることの最大の落とし穴である。』
このようにまとめられています。

前橋レポートでは、当時の段階ですでにその辺も視野に入れて議論しています。
http://www.kangaeroo.net/D-maebashi-F-view-r-R-no-199905_evidence.html
「3.抗体上昇だけで評価指標にならないことはもはや国際的常識」の前後に解説されてます。

・・・と素人には限界が・・・
で、今のところ、素朴に、一生毎年毎年接種をし続けたいか否かで考えてます。
将来、子どもが受験生になったりして自分で判断できるようになったら、彼らの判断を尊重したいと思っています。

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