子供には全く関係のない話ですが、新型インフルエンザの死亡統計で一番注目されるのは、高齢者の死亡者の少なさです。通常のインフルエンザの場合、死亡者は圧倒的に高齢者に集中しています。ところが、新型インフルエンザの場合は、高齢者の死亡が極端に少ないのです。高齢者に比べれば、若年層の死亡者数の違いなんて「誤差」にしかみえません。これが何を意味しているのかが分かりません。「高齢者は免疫を持っているから」というのは理由にはなりそうにありません。なぜなら、それは通常のインフルエンザでも同じだからです。もし「高齢者は免疫を持っているから」というのが理由なら、新型インフルエンザは通常のインフルエンザよりも死亡リスクが圧倒的に低いことを意味します。