こんにちは。卵白アレルギーがあるのであれば、インフルエンザの予防接種は無理して受ける必要はないと思いました。子どものインフルエンザ看病を何度か経験してみると、インフルエンザの怖さが過剰に伝えられているように感じられてなりません。確かに、子どもが一週間も高熱にうなされているのをみると心配になってしまいますが、子どもは熱に強いので、大人ほどの重病感はないように思います。とくに、年齢が低いうちは高熱にとても強い。年齢が上がるにつれて高熱に弱くなるようですが、その一方で体力が強くなってきます。私自身は、インフルエンザについては、過度におびえる病気ではなく、子どもが大人に成長する過程で経験しなければならい数ある病気の一つと捉えています。周囲への説明は「アレルギーがあるので…」で何の問題もないと思います。小学校の高学年くらいになってくると、インフルエンザ予防接種の効果が弱いという認識が広がってくるので、予防接種を受けない人が徐々に増え始めるという印象です。脳症については、1.発症確率が低いこと2.確実に予防できる方法が見あたらないことの2点を踏まえ、「いかに防ぐか」に悩むのではなく、「発症したとき、どう対処するか」を頭の中でシミュレーションするようにしています(髄膜炎もそうです)。