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No.8932 : Re2: はしか2016
( 返信 )
 namy  母親母親 [お子さん3人] - 2016/09/17(土) 17:04

くじらさん データ出典ありがとうございます!

> こうみると2014年は麻疹多かったんですね。


ほんとだ〜、どういうことなんだろ?と思ってちょっとみていたら、2014はフィリピンからのB3株が総数を押し上げたようですね。
Infectious Diseases Weekly Report Japan 2015年 第14週(3月30日〜4月5日):通巻第17巻 第14号 P7
http://www0.nih.go.jp/niid/idsc/idwr/IDWR2015/idwr2015-14.pdf
「2014年には、463例(暫定値)と増加したが、大半は2013年の冬から2014年の春に、フィリピン等のアジア諸国からの輸入例の増加に起因し、1年以上の地域循環を起こしていないことがウイルス学的と疫学的解析により示された。また、この様に麻しんウイルスが輸入されても、大きな流行を起こすことなく、散発あるいは小規模に終息したことは、人口レベルでの高い抗体保有率を維持していたことと4)、1例でも発生したら迅速な積極的疫学調査を実施し、適切な感染拡大予防策を行う自治体の体制整備の成果と思われた。また、日本の土着の麻しんウイルス株とされていたD5は、2010年5月を最後に国内では検出されていない。」

どうも、B3株は前年2013にはじめて国内確認されたようです。
日本小児科学会 予防接種・感染対策委員会 文責:多屋馨子氏 P4
https://www.jpeds.or.jp/uploads/files/measles20140317.pdf#search=’2014+%E3%81%AF%E3%81%97%E3%81%8B’
麻疹ウイルスの遺伝子型
麻疹ウイルスには 23 の遺伝子型が報告されており、地方衛生研究所でウイルスあるいはウイルス遺伝子が検出された場合は、遺伝子型の検討も実施されている。感染経路を考える上でも、極めて重要な検査である。ワクチン株の遺伝子型は A であるが、遺伝子型が異なっていてもワクチンの効果には問題ない。
2007〜2008 年の全国流行で主に検出された遺伝子型 D5 の麻疹ウイルスは 2010 年 5月を最後に国内からは検出されておらず、その後は、アジアから D9、G3、D8、H1、ヨーロッパから D4 の遺伝子型の麻疹ウイルスが持ち込まれ、小規模な集団感染が各地で発生している。2013 年には遺伝子型 B3 の麻疹ウイルスが国内で初めて検出され、2014年は B3 が最も多く検出されている(図 2)。」
くじらさんがリンク貼ってくださったグラフの凡例だと、ブルー斜線の棒グラフですね。確かに2013ちょろっと→2014どばっと、増えてます。

P8によると、2014は第10週(3月12日)までに172例報告されていて、
P9には「2014 年 3 月現在、医療関係者と入院患者を含む麻疹の集団発生のために小児科病棟が閉鎖されている大学病院がある。」
との記載もあります。全然知りませんでした。。。

今年はH1とD8が半々ぐらいですかね。
http://www0.nih.go.jp/niid/idsc/iasr/Byogentai/Pdf/data111j.pdf

2014のようにはドバっと拡散しないようなら、やはり過去に日本人が経験したことのある株はなんらか免疫くんが頑張ってくれる人が多いのかもしれませんね。どうなんでしょ。

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