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プラセーボ 1 | プラセーボという言葉をご存知でしょうか。
薬の場合には偽薬効果ともいいますが、いかにも薬らしい外見や、パッケージなどの演出があれば、それがたとえ効果のありえない砂糖であっても治療効果がでるという現象を言います。
新しい薬の効果を調べる臨床試験のときなどに、同じ形状で見分けのつかない偽薬も準備して、本物と偽物とで効果に違いがでるかをしらべる段階がありますが、偽薬であっても3割程度の人に効果がでるとも言われます。
これは薬に限らず、手当の行為や処置、効能を宣伝する食品等でも同じ現象が起こります。
つまり、本人が信じれば(時として信じているつもりがなくても)まったく効果のない実態のものであっても、何割かの人に効果があるということが考えられます。
世間の噂でありがちな、何かで「良くなった、治った」という話は、このプラセーボで起こっているものがほとんどです。
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