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東洋医学 1 〜 気血の調整 | 東洋医学では、体に気血がめぐると想定しています。
血液は血管をながれますが、気の通り道は経絡(けいらく)といい、その調整弁をツボと呼びます。
東洋医学は、気血の過不足を調整するための治療法です。
気血の流れが体のどこかで滞ると、さまざまな不調や病気なると考えます。
滞りの大きな要因は、身体疲労や不安や心配といった心的ストレスなどから生じる緊張です。
例えば、人は不安になると胸に自覚しない緊張が生じます。するとそこには循環にとって抵抗要因があることになるので、場合によっては胸痛がしたり動悸がしたり、血圧が上昇したりするかもしれません。
またそのような状態は、自律神経にとって悪影響がありますので、自律神経の関与する臓器に異常をきたす場合も考えられます。
かりにこのケースが継続し、結果的に胃潰瘍になった場合には、「胃」の治療をおこなうのではく、胸部の滞りを解消する治療を計画する。このような考え方が気血調整の基本です。
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