MRワクチンの発熱率
ホバブ/医療
2006/10/19
ゆみさん、お気楽ママさん、

> 麻疹単体のほうが負担が少ないのではないか」と単純に考えて

> しまいますが、この考えは妥当なものですか?


 もともと、麻疹は、自然感染すると、長期間、発熱させるウイルスなので、弱毒化したワクチン株のウイルスを予防接種した場合でも、最大27.3%の子供さんに、発熱の副作用が見られます。

 なお、ミールビック(阪大微研-田辺製薬のMRワクチン)の場合、発熱は、中等度以上(38.1℃以上)は36例(17.6%)、高度(39.1℃以上)は12例(5.9%)であったと、添付文書に記載されています。
 それから、麻しんによる発熱は、自然感染の場合1種間以上続きます(ニ峰性発熱)が、予防接種の副作用の場合、接種9日頃を中心に、2日間程度のことが多いと思われます(中には、1週間程度発熱が続いた子供さんもいました)。

> 子供は保育園に通っているため、麻疹の接種をする方向で、単

> 体かMRか迷っています。(風疹は2の次と考えています)


 MMRワクチン(MR+おたふくかぜのワクチン)の時は、接種を開始してから、無菌性髄膜炎の副作用が多いことが判明し、中止になったことがあります。
 MRワクチンに関しては、今のところ、単独接種より、副作用が多いと言う話は、聞いていませんが、
 近日中に、武田のワクチン担当者が来院してくださることになっていますので、他の話題も含めて、正確な情報を、御知らせしたいと、考えています。

 単独接種(単抗原ワクチンの接種)に関しては、No.6141に書き込みましたので、御参考にして下さい。


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