こんにちは。> 読ませていただいて、なるほどと思ったのですが、少し疑問に思うこともありました。お伺いしてみたいなと思ったのは、質的には確かにそのとおりかなと思ったのですが、量的にはどうなのでしょうか?ということです。> 不顕性感染で済んでいる場合と、しっかり症状が出ている場合。ウィルスの量としては、不顕性感染で済んでいる場合の方がはるかに少ないのではないかと思ったのです。確かに、ウイルスの量の問題がありますね。ただ、不顕性感染でも、ウイルスの量が極端に少ない、というわけではないようです。なぜなら、血中免疫はしっかり上昇しているから。例えば、日本脳炎の場合、豚は基本的に不顕性感染ですが、蚊を媒体として、人間への感染源になっています。インフルエンザの場合も、媒体として疑われている渡り鳥などが不顕性感染といえます。こうしたことを考えると、不顕性感染であれば感染源にならない、というのは難しいような気がします。とくに、同じ家の中で過ごしている、親と子供の間などでは。> あと、うつされた側から考えてみても、ほんの少しのウィルスをもらって感染した時と、たっぷりウィルスをもらって感染した時を比べると、ほんの少しだけの時の方が軽く済むのではないかなと思ったりするのです。これは、どうでしょうか?発症しやすくなるかどうかは、もらってくるウイルスの量によって変わるような気がしますが、症状が重い/軽いは、どれだけウイルスが増殖するか(体力の状態)の方が大事なような気もしますし。でも、よく分かりません。> 不顕性感染だと気づかずにいるから、知らない間にたくさん接触してもらうウィルス量が増えたりすることもある一方で、しっかり症状出ていれば、接触しないようにしてウィルスをもらわないように気をつけるから、結局、不顕性感染の方が危険とも考えられるかなとも思ったりして、なかなか難しいですね。不顕性感染というのは、たまたま症状が出なかったというのが理由ではなくて、ウイルスよりも体の免疫状態の方が強いため起こるものと私は理解しています。ですから、不顕性感染のまま出歩くと、さらにウイルスに曝露され、発症リスクが高くなる、ということにはならないような気がします。親からすれば、子供が不顕性感染になることがベストかもしれません。症状が現れないし、ウイルスに対する免疫はしっかり獲得するわけですから。こう考えると、やはり、普段から体力を維持する生活が一番大事だと思うのです。