トップ
予防接種の副作用、薬に頼らない方法など、子供の病気を中心とした育児サイトカンガエルーネット
育児サイト『カンガエルーネット』の紹介
携帯向け
 
 
(
 ゲスト
>>ログイン

メニュー
スレッド順
新規投稿
ヘルプ
 
  
(
 ユーザ登録
 
(
 掲示板
 
(
 副作用
 
(
 看病記録
 
(
 アンケート
 
(
 イベント情報
 

No.1753 : Re: 病気になりやすい?なりにくい?
( 返信 )
 haripo  医療関係者医療関係者 - 2004/12/08(水) 09:29

ひなひなさん、こんにちは。

確かに体にも個性があると思います。病気の経過の仕方も多少の違いはあるでしょう。
ですが、毎回高熱を出すとか、症状が激しいということが、「体の弱い」という根拠にはなりません。

むしろ、病気をしたらきちんと症状が出せる体というのが、実は一番元気なのだという意見がありますが、私も同じ考えをしています。

多くの場合、症状とは、体が作っている自発行為であって、病気にやられて壊れているわけではありません。
ところが多くの方は、体の正常な反応としての「症状」を怖がって、症状の激しさを問題にしますが、すこし間違った常識だと思います。

身近な感染症に罹ることは、免疫にとって不可欠な経験です。
不可欠と思われる病気をすることは、見方を変えれば「成長」のひとつだとおもます。
その成長の機会を、ただ単純に「つらそうでかわいそう」という親心でかばおうとしたら、(心情として共感はできるけれど)過保護な発想と言えなくもありませんね。

私は、ひなひなさんのお子さんのようなパターンが、子供の病気の経過の、ひとつの理想型だと思います。

スイッチが入ったようにぱっと39度くらいに発熱。
1-2日で解熱ぱっと解熱。
その後、咳、鼻水などの排泄の症状が数日。
一言で言えば経過にメリハリがあって、流れが明快。

ちなみに古くなった体の鈍い病気の経過とは、

熱は微熱程度。高熱を出せない。
微熱がだらだらと数日、場合によっては解熱してもまた微熱などを繰り返す。
咳、鼻水は、激しくはないが慢性的に続く。
一言で言えば停滞し、膠着している印象。

ひなひなさんのお子さんも、この先まだまだ、身近な感染症を繰り返すことでしょう。
でも、このようなタイプは、中学生くらいになると、あまり病気もしなくなるものですから、親の心配は、いずれ取り越し苦労におわることでしょう。

最後になりますが、あまり「体が弱い」という暗示を子供にあたえないように配慮をなさってくださいね。
「お前はすぐに病気をして弱いね」などと、何気に言っていると、子供も「自分は体が弱いのだ」と思い込んで、一生にわたって修正しにくい「思い込み」になってしまうことがありますから。

アクセス数:3,281
 共感[ 3人] 共感します! 役に立ちました!
 不快[ 0人] ケンカ腰の投稿は不快です
 難解[ 0人] もっと易しい表現でお願いします
 
ツリー表示
スレッド一覧
印刷用
 / 
 / 
 / 
返信
修正
削除


 
[ お知らせ | 個人情報 | 著作権 | 禁止事項 | 免責事項 | リンク | お問い合わせ ]
Copyright © 2003-2019 Kangaeroo-Net. All rights reserved.