かばきちと申します。昨日、タミフルの予防投与について知人からちょっと気になることを聞いたので、また書かせていただきます。知人の家では、小学校低学年の上の子がインフルエンザ陽性の判定が出て、タミフル投与。そのときに家族にも感染する可能性があるからと、お母さんにも予防用にとタミフルが出たそうです。(下の子にも出たようなことを言っていましたが、はっきり聞いていないので分かりません。)そのときに「予防用は本当は保険適用外なんだけど」と言っていたとか。どうやら、何かごまかしをして、保険適用にしてくれたようです。ただ、同じ病院にかかったほかの知人は、家族には感染する可能性が高いので気をつけるように、との注意は受けたものの、予防用にはタミフルを出されなかったそうで、ひょっとしたら、患者側からの要望に応じて出しているのかもしれません。この例のように、本来の予防対象外の一般の人に対して「保険適用」にしている事例はたくさんあるのではないでしょうか。こんなことをしていたら、無駄に保険医療費を押し上げるだけだと思いますが。全体では一体いくらぐらいのごまかしが行われているのでしょう。なお、予防用タミフルの出た家では、タミフルのおかげかどうかは分からないけど、お母さんも下の子もインフルエンザにはかからなかったそうです。が、上の子は最初の感染から3週間もたたないうちに、またインフルエンザになったそうです。ただ、もともと型まで判別できる検査ではなかったので、ぶり返しなのか別の型に感染したのかまでは分からなかったと言うことです。また、先に書いたタミフルをもらわなかった知人の方はしっかりお母さんもきょうだいもインフルエンザにかかりました。こうやって見ると、タミフルには予防効果がある?とも思われ、予防用にと医療機関で希望する人も後を絶たないのではないでしょうか。しかし、薬品メーカー側が、かなり慎重な姿勢を見せているのに、現場で副作用の説明もなく、簡単に投与されてしまうことには非常に危機感を感じます。最近は投薬の際に、薬の効果や簡単な副作用の説明などの印刷物が渡されたりしますが、さっと読み流す程度であまり気をつけては見ないですよね。赤字ででも、「重大な副作用(○○など)が見られたら、ただちに医療機関を受診のこと」とでも書いてあれば、少しは気にするかも知れませんが…。大きな副作用が、起こらないことを祈らずにいられません。