Akiさん みなさん こんばんは namyです。率直な一児のパパさんのご意見ありがとうございます。実は、このHPを立ち上げた時に、密かに私が持ってた野望の中に、いちパパさんママさんとして医学的知識をお持ちになった方も訪れてくださるかもしれない♪というものが個人的にありました。日々の子育ての苦悩も共有できると嬉しいです。> 違いがあるとは感じられない、というのは正直でよいと思います。しかし、統計のバイアスとはかみ合わない議論と思います。バイアスというのはきわめて難しいものです。それに人間で行えば、必ずかなり(かなりってのも曖昧なんですけど)存在しています。たんに、本当ではないかもしれない、という表現の方が良いと思います。ご存知と思いますが、全ての統計は本当ではないかもしれない確率(あるいはもっと極端に差がつく確率)を含んでいます。それをみなさん、効果があったとか、無かったとか、1か0で議論したいわけです。何か方針を決定しないといけないから。だから、統計は参考にして、違いがあるとは感じられない、というのは正しいですが、どうやら総合すると有効そうである、と言われている統計が存在する予防接種に関して、予防接種を受けないことがどうやら自分の子供にいくばくかリスクを増やし、自分と同じような人が増えた場合には他人様に迷惑をかけるかもしれない、ということも考えた場合、受けといたらどうかなーと、一児の父としては思います。まあ、何かあったときの救済措置がどうなっているか調べておいて不十分なら受けない、ていうのがじつは一番理にかなっている、と思いますけどね。そういうことなら勝手とも言い切れない。私も仕事中は、統計値や基準値などの数字も用いることがあります。やはり、何かを決めたり何かを進めたり、だいたい何をするにもそういう数値は重要な参考情報です。ですから、その数値の根拠や算出過程には十分注意を払っていますし、予防接種の有効性に関する統計値などもそういう配慮の元に算出された数値だと信じたいと思っています。Akiさんのおっしゃるとおり、私のいち感想にすぎません。仮に、「Aワクチンは副作用による重篤な症状が10万人に1人出ます。A感染症に罹ると1万人に1人が重篤な合併症になります。」と言われたとしても、「じゃ、確率の低い予防接種を選ぼう」とは思えないんです。実際のところ。救済措置がいくらしっかりしていても、それを理由に「えいや!受けてしまおう!」とは私には思えないんです。もちろん、十分な救済措置は制度としては必要なことだと思っています。お母さん、そこまで考えなくても。。。と言われちゃうとは思いますし、うまく説明できる自信はないのですが、書いて見ます。数字の問題よりも、予防接種の性質によるものが私には大きく影響しています。仮の話ですが、[幼少期は重篤な合併症を引き起こしやすい(ということであると仮定して)ので、ある程度大きくなって体力つくまで予防接種で時間を稼ぎましょう。ワクチンによる免疫が切れた大人が発症することによって、子ども達が不顕性感染の恩恵を受けれるかもしれません。]といったような構想なら理解できるのです。予防接種により獲得した免疫はその有効期限も短く、周りにその感染症が少なくなればブースター効果も期待できないので、数年おきにワクチンを接種しなくてはある程度の免疫を維持できません。母体から移行する免疫も少なくなるので、生後間もない赤ちゃんが重い感染症に罹る可能性も高くなると思います。地球上に存在する一生物として、弱い集団がどんどん形成されているように思えるんです。話は変わりますが、麻疹などの死亡者数は予防接種の普及する前から激減するベクトルの中にいて、それは公衆衛生の向上や戦後の生活安定、子ども達の体力向上などによるのでは?という解釈も妙に頷けてしまう訳です。もちろん医療関係者の皆さまの日々のご健闘による成果でもあると思っています。> > 時代とともに状況は変わっている。一母にはなかなか悩ましい難題です。> > そこが一番の悩みどころですよね。100%を要求したくなる気持ちは良くわかります。10年、20年後に覆る処置、治療は受けたくないと。しかしまあ、みなさんテストで全教科満点をとられたことはテストを受け始めてからそうそうないと思いますが、そのテストを出題してきた人たちが訴訟などで窮地に立たされているわけです。人間の知能なんてそんなもんです。常に発展途上で。人が作ればcomputerにだってたくさんバグがありますよね。それを信じられないと全て切り捨てるのはいいんですが、それは他人からは時に身勝手と感じられます。また他の人に比べて明らかに損をしていたり、他人に迷惑と感じるようなことをすることになります。統計で物事を論じている世界なので、真実が真実であることを知ることはできませんので、理論的に真実に近いと考えられない治療はもちろん排除されていくべきですが、自分たちが医者なり厚生省をつっつきながら望ましい治療を作っていくつもりで議論されると良いかと思います。医者も被害を出したくてやっている訳でもなく、どんなにやる気がなくても無難に済ませたいし、やる気があればよりよい医療を創っていきたいと思っています(悪質な犯罪者は除く)。100%を求める、つまりゼロリスク症候群ですね。これには陥りたくないと思っています。しかし、ちょっと考えれば分かること、疑問に思うことを解消せずに納得せずにメジャーに居れば安心とは私には思えないんです。メジャーにいれば、非難される確率も少なく、生きやすいとは思うのですが。納得できないことにはいちいちひっかかってしまう損な性格だと思います。代替案の提示というのはとても大切なことだと思います。今の体制は多数派の意見を中心にデザインされていて、そのおかげで日々の生活が回っているのも確かな事実ですから、さらにどうやったら多様な価値観が共存できるのか、具体的な提案ができるようになりたいです。予防接種法も改正されて、親の判断がより重要とされているわけですし、もうちょっと親にもいろいろ公正な判断材料が容易に入手できるようになってもいいのでは?と思っています。やる気がある方々といろいろ意見交換をして、自分なりのブレイクスルーを見出していきたいです。よろしくお願いいたします。