初めまして。3歳4ヶ月と1歳10ヶ月の2人の女の子の母親です。我が家は下の子が慢性良性好中球減少症(正式には「慢性本態性好中球減少症」ですが)で、昨年の秋には感染を繰り返して入退院が大変でしたが、ここ半年ほどは、感染予防にかなり気をつけているからか、幸い感染を起こしていないので、月に1回は血液検査をしていますが、現在は200〜400くらいを行ったり来たりしています。この疾患そのものがかなりマニアックだからか、掲示板もかなり以前から滞っているようですが、カノアさんのお返事になるかどうかわかりませんが、私の知っている範囲でお答えします!まず、皮膚膿瘍ですが、うちの子には症状として出たことはありません。好中球が少ないことで、細菌による感染を起こした時に戦う力がとても弱いらしいので、極端な例を主治医から聞いた話では、自分の腸のなかにいる、通常は悪いことをしないはずの菌でさえ熱を出してしまう原因になるとか・・・。感染のもとになる症状は個人差があるので、カノアさんのお子さんは体質的に皮膚膿瘍ができやすいというだけで、そこから菌に感染しやすいから熱が出るのではないでしょうか?ちなみにうちの子の場合、耳鼻科のお医者さんが「う〜ん、しいて言えば中耳炎かな?」っていう程度の感染で、いつも高熱を出します。
　次の質問ですが、好中球減少症も種類がいろいろあって、慢性にも大きく分けると二つあるのかな・・・?ひとつはうちの子もそうなんですが、原因は不明で、とにかく作られる数が少ないとか、作られてはいるけれど、ちゃんと仕事ができるような状態にまで球が成熟しないっていうもの。もうひとつが多分、カノアさんのお子さんのケースではないかと思うんですが、自己免疫性のもの。これは説明で聞かれた通り、本人の血液の中に、本来は食べてもらっちゃ困る好中球を食べてしまう何かがいるらしい。細かく分けるともっと種類があるらしいのですが、そこまでは私もよくわかりません。好中球を含めて、血液が作られる過程を調べるためには骨髄の検査が必要だと思うので、外来でできる普通の血液検査だけで簡単に診断できる病名ではないと思います。ただ、原因はどうあれ、好中球が極端に少ないというのは、外来の血液検査レベルでわかるので、他の部分に何も問題が見つからなくて、好中球だけが少ない場合に、消去法で好中球減少症という病名をつけられることはあるかもしれませんね。うちの子は入院中に病名がつきましたが、結局原因はわからなくて、いろいろフル検査して消去法でこの病名がついたみたいですし、主治医に言わせれば、原因がわからないからこの病名なんだとか・・・?ほんと、素人にはわかりにくいことが多いですよね。なんだかとっても長い説明になってしまいましたが、意味わかりました?それとも、もうとっくに他のところで確認して理解済みかしら・・・?
　周りにあまりなじみのない病気なので、身近になかなか理解してもらえるママ友達がいないので、また共通の悩みなんかを語り合える場になると心強いです!よろしくお願いします。