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No.3402 : Re9:原因療法なんてめったにない 社会も病んでいます。
( 返信 )
 やも  医療関係者医療関係者 - 2005/06/15(水) 09:28

> 風邪に抗生剤が効かないのに、なぜ風邪と診断しておいて、抗生剤を処方するのか。なぜぶり返さないように飲み切れなんて言うのかさっぱり分かりません。

> ‘念の為’の抗生剤の処方にますます疑問です。そういう疑問が沸くと、素人は「=金儲け?」と結び付いてしまうのでしょうね。


これに関しては、小児科医同士でも意見が分かれます。「風邪」を「明らかにウイルス性の上気道炎」とするならば、抗生物質が有効でないことは、全ての小児科医が認識していると思います。

あとは、立場の違いがあります。どうぞ、ここは、ご自分自身が医師になったつもりになっていただき、想像されてほしいのですが、「開業医」と「入院設備を持つ病院の勤務医」のつもりになってみてください。そして、ご自分のお家の隣に住んでいる1歳になったばかりのお子様が、上気道症状と4日目の熱、食事をとらず、ミルクばかり、という設定で。(よくありそうなので。)

もちろん、この子のご両親はとても心配なさっています。4日目なので検査したところ、血液検査上は、「明らかにウイルス性上気道炎」でした。ミルクは飲めているので、軽度の脱水しかありません。

たとえば、へんぴな田舎の「開業医」で、すぐに周りに入院させられる小児科のある病院がないなら、「明日も診せて下さい。」でしょうか。
それとも、「夜中でも、ミルク飲みが落ちたら、来てください」でしょうか。
それとも、痰が発熱と軽度の脱水により硬くなり、詰まりやすくなっているので、細菌の2次感染を起こす可能性があるので、十分説明した上で「抗生剤投与」でしょうか。

「入院設備を持つ病院の勤務医」、さらには、「夜間でも当直小児科医がいる病院の勤務医」であれば、抗生剤はもちろん処方せず、「いつでも来てね、入院が必要になりそうだったらその時にしましょう。」と言えるでしょう。

どうか、「責任を取りたくないだけか!」とお怒りになりませんように。抗生剤投与は必要だと申し上げているわけではありません。

医療って、どうやって行われているかと疑問も多いかと存じますが、結局人間のやることで、工夫の仕方も知恵の出し具合も、会社勤務や家庭の主婦も仕事や生活で毎日同じように知恵を出しているのと同じだと思うのです。

きっと一つの答えはなく、「ではこうしてください。」「おっけー、ではそういう計画でこの風邪は乗り切りましょう」とお互いが納得すれば「インフォームドコンセント」ということになるのでしょうね。

私なんかは、ちょード田舎の「入院設備のある病院の勤務医」ですが、周りに小児科開業医は2つだけあります。ここの開業医から、外来で診てたけど、どうも入院が必要そうなお子様たちが、ちらほら紹介されてきます。それで、結構驚くのが、「全く説明されていない」ことです。この、ちょード田舎には最近転勤してきたので、今までの(比較的)都会ではちょっと考えられないぐらいに、「全く何も説明されていない」のです。
もちろん、気が動転している素人さんに初めっから難しいごたくを並べることだけが「説明」ではないにしろ。

地域性、立場いろいろあるんじゃないかな。入院させることができる医療機関で働いている医師は、声高に「抗生剤は使用するな」とおっしゃいます。ド田舎の開業医は「そんな無茶な!出さないで真夜中に悪くなって来ても、僕も身が持たないよ」という年配の医師もおられるでしょう。

「医療のありかた」を考える時に、「一例」だけを想像するのも大事ですが、「一集団、市町村単位の集団、都道府県、国」のマネージメントをどうするか、という視点も大事なんじゃないかな。そして、乳児・新生児死亡率の改善など最低限のレベルを超えた時点で、個々に眼をむければ、「代替医療」や「生活の質」の向上まで見えてくるのではないでしょうか。

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