こんにちは。「疑わしき」事態に対して、どのような態度で臨むか、の問題ですね。日本では、薬に関して、原則「疑わしきは禁止せず」ですね。それで何度も何度も失敗を繰り返してきました。だから、国民の健康よりもメーカーの利益の方を重視していると言われています。もちろん、疑わしいものを何でもかんでも禁止すべきではありません。O-157のときのカイワレ大根のように、疑わしきを拙速に罰してしまうリスクもあります。でも、このときは、全く関連性のないカイワレ大根が、突如、犯人として浮上してきたものでした。一方、今回のタミフルは、以前から副作用として認識されていたという大きな違いがあります。ですから、もっと慎重な対応をとってもおかしくないはずですね。現時点で、副作用の可能性を完全に排除するような言動は理解に苦しみます。