かばきちさん、ニュース記事の引用、ご紹介ありがとうございます。こうして見比べてみると若干の違いのようではあるのですが、各紙でニュアンスがずいぶんと違うように見受けられます。ちょっと省略させてもらいますね。朝日新聞> > (抜粋)子どものインフルエンザに詳しい横田俊平・横浜市大大学院教授は「意識障害から来る異常行動は、インフルエンザによる脳炎・脳症の症状でもあり、発表された事例もそれに含まれるのではないか。タミフルの副作用とまでは言いきれない」と話している。> > (略)読売新聞> 厚労省インフルエンザ脳炎・脳症研究班に所属する横浜市立大学の横田俊平教授(小児科)は「発熱や他の薬の影響なども考える必要があり、副作用と判断するには科学的根拠が薄い」と話している。> > ううん、この意見は、厚生労働省の立場を反映していると考えていいということでしょうね。(略)東京新聞> インフルエンザ治療薬の切り札として使われている「タミフル」(リン酸オセルタミビル)を服用した愛知、岐阜県の中高生計二人が幻覚を思わせる異常行動で事故死した問題で、二〇〇一年二月の販売開始以来、タミフルを服用した乳幼児らにも副作用が起きた可能性があり、全国で少なくとも八人が「突然死」していたことが十二日、NPO法人・医薬ビジランスセンター(大阪市)の調べで分かった。> > ただ、専門家の中にはインフルエンザ脳症の症状との共通点を指摘し、因果関係に否定的な見解もある。> > タミフルの輸入・販売元の中外製薬(東京)は、異常行動などとの関連について「服用直後のことだけに因果関係は否定しない」としながらも「インフルエンザ特有の症状など、ほかの要因も考えられる」と説明。死者数は毎シーズンに約一千万人分のタミフルを供給する中での数字とする一方、販売当初から副作用に関する文書を添付し、処方する医師らに注意を呼びかけていることも示して「厚生労働省と協議し、何らかの対策を考えたい」としている。(略)> 三菱名古屋病院小児科の岩間正文医師は「乳幼児や思春期の患者はできるだけ服用を控え、自然に治るよう努めた方が良い」と指摘。タミフルについては「耐性を持ったウイルスが現れており、安易に使わない方が良いと思う」と話している。単純に比べると・・・東京新聞は確かに中立ですね。どちらの意見も書いてあります。朝日と読売も似ていますが、比べたら若干違いがあるかと思いました。読売新聞だけを読んだ方は厚生労働省<関係者>の意見だったらまぁ副作用じゃないみたいだし、大丈夫かってことだって思うかもしれないですよね。まぁ、これもとらえかた次第なのでしょうが。