knowtochangeさま。はじめまして!みんくると申します。家からお邪魔しております。お名前がすばらしいですね^^。「変えるためにはまず知ろう」…すばらしいことだと思います。研究者さまとのことで、色々突込みがシビアですね。私も身が引き締まる思いです。> タミフルは治療薬という言葉だけが先行して、あたかもインフルエンザが治ってしまうように思っていましたが、そうではないんですね。知りませんでした、、。誠に残念なことですね…ですがこれは実は、単なる言葉のアヤです。ここにいらっしゃる皆さんはおそらく違うと思うので、あえて申し上げますが…要するに誰も「治療薬って言うけど、何を持って治療って言ってるの?」って、薬剤師やお医者さんに質問されないからこのような誤解が生じるのですね。人間が防衛本能を持つ以上、誰もが己の都合の良いように物事を解釈するのですから、当然といえば当然なのです。そして、質問という需要がないから、誰も供給しません。だれが自分の商売道具を悪く言いますか…そんな正直者は上司に反感を与え、職場から追放されますよ…ちなみに、私たち医療従事者の基本所持品の一つ「治療薬マニュアル」に載っているお薬の大半は「そのお薬の働きだけでは治りません」というものばかりです。聞いたら皆さんびっくりしますので、ここではこれ以上は明かせませんが…^^;(アドレス公開しておりますので、お気軽にメール下さい^^)> 私見ですが、ノイラミニダーゼのみを阻害するのであれば、(インフルエンザウイルスにのみ毒性を発揮するだけでしょうから)副作用はおきないでしょうが、現実にはいくつか報告例があります。つまり、おそらくノイラミニダーゼ以外にも微弱ながらも作用すると思います(薬としては通常のことです。)おっしゃるとおりですね…って言ったら失礼でしょうか^^;お薬というのは案外単純なもので、ほとんどが炭素と水素と窒素と酸素でできているのですね。タミフルもまさにそうです。で、人体といえばほとんど水素と酸素。すなわち水ですが、残りの成分も炭素と水素と窒素と酸素でできています。お薬も人体も似たもの同士なのです。どこにどうくっつくかなんて完璧に把握できるはずもありません。つまりどんな作用をするかを完璧に把握するのは神様でもない限り事実上不可能なのです。そういう意味では、タミフルがどんな副作用を持っているかは、誰にも分かりません。ただいえるのが「人体実験に供された○○名のうち、○○という反応が得られたのが××名、□□という反応が得られたのが××名…」といった事実だけです。(添付文書に記載されています)その成績を、統計学を用いて、それが有用であるか否かを判断した結果、それが有用であると認められた…それがお薬というものなのです。まさknowtochangeさまのおっしゃる>ただ、(ロシュは知っているかもしれませんが)人類はタミフルの人間での生理作用のすべてを知っているわけではないと思います。ということですね。>きちんと調査されるように働きかけていくことができるのは、ここに投稿されているお母様方なんだと思います。お子さんを亡くされた親御さんの気持ちを思うと胸が痛みます。副作用が疑われる事例として報告を為さったお母様の勇気に頭が下がる思いです。全く持って同感です。お母様方の勇気は非常にすばらしいと思います。が、これもあえて言わせてください。なぜその勇気を、その行動力を、お薬をお飲みになろうとするその瞬間に発揮されなかったのか?と…甘い言葉には裏があるというのに…「特効薬」という、その甘いささやきを、なぜ無批判に受け入れてしまったのか…非常に残念です…