ちょんちょんさん、こんにちは。かばきちです。ちょんちょんさんのご紹介いただいた記事、上の「ニュース」の項目にも出ていますね。私も、ずいぶん乱暴な記事だなあ、と思って気になっていました。なお、新聞名など、書いてかまわないと思います。私などほかのところでも、じゃんじゃん取り上げていますが、どのメディアがどのような取り上げ方をしたのか、また時間経過により扱いが変遷していく様子を観察することが、大事なのではないか思っています。読売新聞は、タミフルの使用には割合に慎重論(効果が期待できるが、安易な使用には注意が必要)を述べていますが、ワクチンは推進するのですね。というよりも、タミフルに疑問が出てきている中で、タミフルが駄目ならどうしたらいいんだ、という読者の不安を取り除くため?それなら、ワクチンがある、という論調に持って行ってるのでしょうか。なんだか、そんな印象を受けました。今回の記事では、予防接種推進派の菅谷医師がコメントしています。しかし、「親も一緒に予防接種を受けるのが大切だ。」というのは、話が飛躍しすぎているように思います。どうしてそうなのか間の説明が抜けています。…けいゆう病院(横浜市)小児科部長の菅谷憲夫さんは、「国際的な研究では、2歳未満への効果は不明だが、2〜15歳では65%の効果があるとされ、米国でも50%以上の発症予防の効果があるとして接種を勧めています」と話す。親も一緒に接種を受けるのが大切だ。…なお、この方は少し前(11/8)に以下の意見も発表されていました。これも、感染した幼児に学童の兄弟がいるのかどうか調査したのかどうか知りませんが、上の子から感染したために、乳幼児の感染者が増加したのだろう、と言っています。統計上の数字を都合よく読みかえているように思えます。「接種低下で幼児死亡増加か インフルエンザワクチン」http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051108-00000202-kyodo-sociなお、11月19日の[解説]では、タミフル使用に割合に慎重な意見を述べていました。[解説]タミフル服用後に死亡例因果関係不明 詳細な調査をhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051108-00000202-kyodo-sociそれにしても、大新聞ともあろうものが、安易な記事を書くものですね。ちょんちょんさんのおっしゃるように、直接指摘してもいいかもしれませんね。