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No.579 : Re: NHK・BSディベートアワー「感染症とどう立ち向かうか」
( 返信 )
 栗原  父親父親 [お子さん2人] - 2004/02/27(金) 10:38

観覧席から発言をした後(放映前)の感想です。NHKスタッフ宛に送ったものを一部改変したものです。()の部分

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BSディベート スタッフの皆様へ

観覧を考えておりましたところに(担当の方)から声がかかり即座に受けさせていただきました。参加の機会を与えていただき感謝申し上げます。ハンセンの曽我野さんの隣で声の震えを感じながらお話を聞けたこともありがたいことでした。

当初は欲張った内容を考えておりましたが、1,2分でしかも自分に
しかいえないことは何かを考えた結果が事前にお送りしたものでした。
しかし、現場での特に、松田先生、光石弁護士の発言に少しでも
つなぎたいという思いからやや内容をかえましたので、用意したものの後半が話せませんでした。
竹田先生の予防接種礼賛と受け止められる発言に反応したい気持
ちがいまだにくすぶっております。もちろんワクチン全否定ではありませんが、そこにはかなり幻想があるようですし、自然界と人体の成り立ちに即して、予防接種を冷静に評価しなおす課題があるように思うのです。

私は、子どもの被害の性質=任意接種、医薬品副作用被害救済(薬事法)ですから、健康局ではなく医薬食品局とのかかわりが強いのですが、自然と予防接種法と薬事法、言い換えれば予防接種被害者といわゆる薬害被害者双方とかかわることとなりましたために、現在、大阪のMMR訴訟支援と、薬被連(全国薬害被害者団体連絡協議会)が活動の両輪となっています。

昨日(2月25日)も上京し、独立行政法人医薬品医療機器総合機構設立に関して昨年3月以来第9回目の交渉を行いました。主に副作用被害救済の担当です。

被害20年を経過して、これまで接点が乏しかった予防接種被害者と薬害被害者の双方の連携役として行動できる立場となることができたように思っています。
規制緩和が医療や医薬品の世界にも大波となっているなか、それになじまない医薬品の安全確保について被害体験をもつものが良識ある専門家や報道関係者と連携して訴えることが重要であると考えます。

予防接種禍という表現がありますが、社会の捉え方は薬害とはやや異なるようです。しかし、国家が法を根拠に特定の医薬品を強制し、危険性情報を軽視し、対応を誤って被害を生んだとするなら、薬害以上の深刻さがあるといえます。

収録時発言の冒頭、義務化論は歴史への逆行としたのは、144家族
の予防接種集団訴訟原告とそのすそのにおられる埋もれた被害者
のせつない主張の成果の一つとして1994年予防接種法改正があったのですから、ディベートのひとつの柱に「義務化論」があり、努力義務規定が接種率を低迷させたという論点に違和感をもっていたのです。
討論の構成としてそれでいいのですが。

はしか対策に苦慮しているわけですが、近々承認されるだろうアメリカメルク社のMMRワクチン輸入や阪大微研会のMR2種混合ワクチンを導入することが浮上すると想定しています。
しかし、メルクのMMRは、英国MMR訴訟の被告の1社であり、自閉症問題が懸念されます。3ついっしょの予防などとおとなの勝手な利便性を追い求めてはなりません。子どもの人権を大切にすべきです。病気の子どもを看病する、つらいけれども子どもの病気との闘いを支援し、抵抗力をつけるというもっとも自然の理にかなった基本的な感染症対策を忘れてはいませんか。
(書いてから思ったのですが、かつては苦しい闘病が今やワクチンを評価した結果として、免疫獲得の一選択肢になっているということ)

本当に麻疹対策が緊急課題なら、その必要性や現行ワクチンの有用性を丁寧に説明することこそ肝要であり、おまけつきMMR、MRでつるような国民を軽く考える姿勢は容認できません。

書き出したら話題は尽きません。

最後に、放送番組制作の一こまを拝見できたこと、創造的なその現場で生き生きと働く皆さんにお目にかかれたことも内心ワクワクしたものでした。
ここでまた感じたことは、子どもを被害者にしたのに、父親はこのように多くの方と出会い、自分の生きがいとして被害防止の行動をして生き生きとしているという「皮肉な現実」。予防接種被害には、この子に注射を打たせた私が悪かったという特に母親に強い自責の念が特異なのです。そして被害者本人は概ね中枢神経をやられて被害当事者としての自己主張ができない事例がほとんどなのです。(家族が声なき声を代弁しなければなりません)

この度は本当にありがとうございました。
(末尾 略)04.2.26

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