tomop です。発熱に関しては、やはりとても関心が高いですね。時に体温計とにらめっこになってしまって、肝心の子供の様子を見ないなんてことのないようにしないとと思っています。(以前の私はそうでした)> 発熱とは体の防御機能です。> > そのほとんどは「病気にやられた」ために発熱しているのではなく、「病気と闘う」ために自ら体温を上げています。> > 発熱の機能(メリット)> > )発熱は免疫系を活性化させる刺激になります。> > )体内環境が高温になることで、細菌等の増殖が抑制されます。> > )発熱のために代謝がたかまります。このあたり、本当になるほどぉ〜と思います。> 通常は「解熱」のための手当ては必要ありません。市販の解熱剤であろうが、漢方であろうが、ホメオパシーであろうが不要です。治癒のためには熱をコントロールしようとする発想そのものが必要ないと考えられます。この部分もなるほどぉ〜と頭では少しわかるような感じもするのですが、では、実際に子供が高熱になった時にどうするかと考えると何かしらをやってしまいそうです。以前に「高熱を出した時にどんな対処をするか」というお題で日記に書いた方がいたので、掲示板でやりとりをしたことがありました。私の中では次のようにすると思います。1)39度を超えても本人の機嫌はあまり悪くなく、水分補給もできている。→何もしないで様子をそのままみる。2)39度を超えて本人の機嫌が悪くぐずっている。a)一応ホメオパス(ホメオパシーの医師のようなもの)に相談する。もしくは、自分でホメオパシーのレメディを飲ませる。b)2日程高熱だったら、一応病院に行ってどのような状態なのかの診断をしてもらう。しかし、薬は飲ませないc)b)の状態をホメオパスに聞いてどのような対処がいいのか相談する。3)41度を超えてしまって水分補給もままならず。→急いで病院に行って(時間外だったら救急かも)診断をあおぐ。その後でホメオパスに相談してホメオパシーのレメディを飲ませる。3時間後も変わらなかったら・・・又ホメオパスに相談するかも。う〜ん。。。という感じに思っています。ということで、気にすることは「本人の様子(機嫌など)」、「水分補給ができているか」とやはり「熱の高さ」もですね。漢方はちょっとわかりませんが、ホメオパシーはその人の持っている自然治癒力のスイッチを入れるようなものとのことなので、熱をコントロールするというより治そうとする力の後押しをしてくれるようなものと思っています。ホメオパシーのことを本当にわかっている人だったら、熱を下げるために使うとは思っていないかも、とも思うのですが。といっても、熱を下げてあげたい(=本人を少しでも楽にしてあげたい)と思って使う人がほとんどかもしれないですね。それは私も時と場合によってはそうかもしれないということです。> 病院で処方される解熱剤は、治すことを目的とするものではなく、本人の苦痛と、見守る人の不安を解消するためのものと言えます。> > 医師の中にも、「解熱剤の使用は、発熱と解熱を繰り返す結果になり、体力を消耗させ、経過とって悪影響だとし、解熱剤を簡単に処方しない方がいます。このあたりはとてもよくわかります。> 家庭での手当てによってコントロールできるような発熱は、そもそも良性的な発熱です。注意を要する発熱は容易に解熱などしません。つまりコントロールできるようなものはコントロールの必要もなく、コントロールできないものは緊急性があり家庭では対処できないといえます。なるほど。家庭で対処できないものということは入院ということでしょうか?病院を受診して解熱剤を処方されて帰されるということは、その解熱剤を使う必要がほとんど無いということになりますか?> では、解熱が必要と考えられるケースはどのようなときなのでしょう。> > 1 体温の上昇によって、むしろ菌の増殖に有利な環境になる場合。> > 例えば肺炎の原因になる「レジオネラ菌」は40度くらいの温度がもっとも増殖するといわれています。> > このようなケースでは、発熱が体にとって有利な状態といえるのか深い検討が必要でしょう。> > 2 体温をコントロールする機能に異常がある場合。> > 感染の影響が中枢神経系におよんで、体温の調整が不全になったような場合には、解熱の処置が必要でしょう。> > なお、解熱が必要なケースは、家庭看護の域をでております。> > 最後に、解熱の処置をしないと病が悪化するのではないかと考えるのは、根拠のない思い込みです。> > 発熱に強くこだわることをやめて、経過をみることができるようになると、いままでよりも落ち着いて看病ができるようになるとおもいます。そうですね。これはすごく思います。