皮膚が黄色くなる原因は、二つに分けられます。一つは、柑皮症といって、蜜柑などの黄色い色素を多く含む食品を取りすぎた時に皮膚が黄色くなることがあります。もう一つは黄疸です。黄疸には大きく分けて4種類あります。1.溶血性貧血(溶血に寄るもの)2.肝細胞性黄疸(肝細胞の障害)3.閉塞性黄疸(胆汁の流れの障害)4.体質性黄疸通常、黄疸を視診で判断する場合、白目の部分で判断します。日本人の様な黄色人種の場合、皮膚の色で判断するのは難しいからです。黄疸の症状としては、倦怠感・疲労感、感冒様症状、発熱、尿の色が濃くなる、皮膚の掻痒感などがあげられます。お子さんは、目の下のくま以外、気になるところはありませんか?蜜柑の食べ過ぎなら笑い話で過ぎますが、気になるなら、医師の診察を受けてみてはいかがでしょうか?