免疫学者の安保徹先生の本に、避けようとしないで風邪の季節にはどんどん人ごみに出て行って、ひく時はひいて免疫力を高めるようにお勧めします、というようなことが書いてありました。風邪をひいて、治った後にはより免疫力が高まっているので、毎年何回かは風邪をひくのが免疫アップにはよいらしい。確かに症状はつらいですが・・・。野口整体でも、風邪は体が崩れたバランスをなおそうとしてかかるみたいな考えがありますよね。つまり、風邪もひかないというのはそう自慢できることでもないのかも・・。ま、人それぞれに考えはありますので。すぐ近所に住む義父は毎年インフルエンザの予防接種をしています。「 子供は熱を出したらその分成長が遅れるから、受けろ」とうような訳の分からない持論を毎年聞かされますが、受けません。私自身、中学生の頃からなぜか試験前に必ず風邪を引きそのたび医者に行っては注射を受けましたがいつも治るのは試験後で、その時に風邪は日薬(ひぐすり)だなと痛感し、大人になってからはよほどひどくない限りは医薬の手はかりてません。うちの子供らは風邪ひいて熱が出ると、全くなにも食べなくなりひたすら眠ります。野生の本能でしょうかね・・・。