こんにちは。インフルエンザ予防接種の有効性はそれほど変わっていないと思います。インフルエンザ予防接種を受ける人が増えたのであれば、その理由は、(1)新型インフルエンザ報道、(2)周りの人がみんな受けるから、といった理由ではないでしょうか。ちなみに、予防接種の型の決め方は、No.1432 の投稿をご覧ください。今年の流行型が前の年の型と似ていれば、結果的に予防接種の効果が高くなったように見えます。インフルエンザ予防接種を一言でいえば、「効果は確かにあるけれど、かなり小さい」だと思います。前橋レポートでも、多少は「有効」かもしれないが、長期的にみれば「有益」とはいえない、という判断です。ただし、前橋レポートは、一人一人の予防効果を調べたのではなく、集団における流行度合いを調べたものなので、前橋レポートをもって、個人レベルの有効性を云々できないのですが・・・私は、インフルエンザに関しては、予防接種をしたかどうかよりも、日ごろの体調管理の方が圧倒的に重要だと思っています。