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No.829 : Re: 風疹?
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 まつ  父親父親 [お子さん1人] - 2004/04/26(月) 07:47

こんにちは。

私は、るるみさんは、親として正しい行動をとっていると思います。

通常、自分が専門的に取り組んでいることが、一番重要だと思い込んでしまう傾向があります。お医者さんであれば、予防接種などで病気を予防すること、薬などを使って病気を治療すること。ある意味、仕方がありません。でも、ときには、バランス感覚が崩れてしまうことがあります。そして、もっと他に重要なことがあるのに、それを押しのけて、自分の主張を通そうとする。患者からみれば、ちょっと困った事態ですね。

例を一つ挙げます。日光に当たりすぎると皮膚癌になる、というものです。誰でも聞いたことがあると思います。

まず、癌の専門家は、日光のなかの紫外線が発癌を誘発するから、日光に当たらないよう注意すべきだと言います。そして、体を露出させないような衣服を着る、クリームを塗るなどの対策を説きます。

ところが、あまり知られていないようですが、日光に当たると心臓病が減少するという調査結果があります。仕組みはよく分かっていないようです。心臓病以外にも、日光にはいろんな病気を減少させる効果があるみたいです。

では、両者のバランスはいかに? 結論は、日光に当たって癌になる確率と、日光に当たって心臓病が減少する確率は、後者の方が圧倒的に高い。日光を浴びすぎてはダメというのは、ごくごくごく一部の側面を捉えたにすぎないわけです。これを実践してしまうと、トータルでマイナスの結果を招いてしまう。

私が、子供の病気に関して判断に迷ったとき、注意していることが二つあります。

1. 全体のなかで、その行為がどのように位置付けられるか。つまり、目の前の症状を軽減するためだけでなく、子供の一生涯を通じてプラスに働くかマイナスに働くかを考える。

2. 数百年前、数千年前はどうしていたか。人間の体質は、長い年月にわたって形成されてきたもので、一朝一夕に変わるものではありません。

こと病気に関しては分からないことが多すぎるので、1.に関してはなかなか結論が出ません。そういうときには、私は 2.を考えてみることにしています。日光に当てるべきではない、というのが本当なら、ずーっと以前に人類は滅亡しているはずですね。

ちなみに、日光と癌の話は以下の本に書かれています。ちょっと数式が出てきますが、おもしろいですよ。

ロバート・アーリック
『トンデモ科学の見破りかた-もしかしたら本当かもしれない9つの奇説』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4794212828/kangaeroonet-22

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