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No.8576 : Re2: 新型インフルエンザに対する考え方(前橋レポート)
( 返信 )
 namy  母親母親 [お子さん3人] - 2009/11/27(金) 02:48

木流さん みなさん こんばんは namyと申します。

自己紹介拝見しました。前橋レポートを探して来て下さったそうで、ありがとうございます。
我々も前橋レポートにたどりつくまでに羽陽曲折ありました。
http://www.kangaeroo.net/D-maebashi-F-view-r-R-no-200408_admin_message.html

”予防接種をするかしないかは、決して目先の利益だけで判断すべきではありません。「子どもたちにとって、長期的にみて利益になるかどうか」という問題意識から作成された前橋レポートは、どちらかというと親の視点に近いものだと思います。 ”

予防接種の接種判断を迫られた親として、私は子どもの将来まで考えて、どちらが我が子にとっていいのか判断をしたいと思いました。
この親の気持ちに沿った長期間の追跡研究成果は、なかなかないです。我々も探しあぐねている間に、20年以上前のオリジナルを容易には見られない研究成果までいきついてしまったわけです。

全文読み解くには、結構パワーが必要ですので、ご興味のある方は
http://www.kangaeroo.net/D-maebashi-F-view-r-R-no-200408_admin_point.html
こちらだけでも、ご一読いただければ、幸いです。

また、専門家・研究者の方がもしこの前橋レポートをご覧になっていただけたら、EBM導入以前の手法と一蹴することなく、この研究成果の根底に流れている考え方を汲んで、ご自身の新しい研究に生かしてほしいと思っています。
前橋レポートの5年に及ぶ追跡調査のような長期的な研究デザインや『予防接種の考え方』(由上修三、大月書店、1992、ISBN-4272401521)に記されている理念をもう一度再確認していただきたいと思っています。

『予防接種が医療行為であるならば、医師は被接種者の利益を考え、十分な科学的根拠を持もち、厳格な注意義務を果たして、被接種者の期待と信頼にこたえなければならない。また、被接種者に接種の利益とリスクを説明して、被接種者の判断を求め、その同意の上で接種することが必要である。これらは一般の医療における原則であるが、予防接種においてこれらの原則がしばしば省略されること、世間もこれを容認する傾向があることに注意しなくてはなるまい。
 まして、予防接種は人体に危害を加える医療行為である。その点では、外科手術と同等の医療行為である。異物、それも病原体の一部または全部を体内に入れるのであるから、かならず何らかの副反応(副作用)をともなう。これは不可避の事実であって、副反応のないワクチンは皆無である。したがって、厳格な注意義務とインフォームド・コンセント(説明と同意)が求められよう。
 医療は科学である。したがってその行為は科学的必然性がなくてはならない。「法律で決められているから」とか「厚生省の通達に従って」とかの判断を科学的判断に優先させてはならないのである。
(中略)
この注射がどうしても必要なのか、その効果はどれほどの確実性が証明されているか、接種をしない場合のリスクは将来の幸福を左右するほどのものか、不幸にして副反応の被害を受けた場合、それを背負う覚悟があるのかと、医師も被接種者もその保護者も、真剣に考慮しなければならないであろう。かりにも「やらないようりましだろう」式の安易な態度で予防接種にのぞんではならないと思う。』

被接種者のいち保護者としては、四半世紀近く前に、上記の内容を「はじめに」に書き残さるような医師がいらっしゃったことに感謝しています。

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