10月15日(土)日経新聞夕刊10面に、ベトナムで鳥インフルエンザに感染した患者から、タミフル耐性ウィルスが検出されたと出ていました。鳥インフルエンザ治療薬 耐性ウィルス検出受け 厚労省対応検討へ 高病原性鳥インフルエンザに感染したベトナムの患者から強力なインフルエンザ治療薬「タミフル」の耐性ウィルスが検出されたと報告された問題で、同薬剤の備蓄を進めている厚生労働省は15日、論文の内容を精査し、対応が必要かどうか検討する方針を明らかにした。 高病原性鳥インフルエンザウィルスが変異して人から人に感染する力を持つと、人には免疫がないため世界的な流行につながることが懸念されている。 タミフルはこの新型インフルエンザでも入院や死亡を一定程度減らせると期待され、世界保健機関も従来薬と効き目を生じるメカニズムが違い、ウィルスに耐性ができにくいとして、治療薬として選択するのが望ましいとした。 厚労省は今回の耐性ウィルスの報告が、こうした判断に影響を与えるかどうか情報を収集し、慎重に調べる考え。 厚労省の検討小委員会が昨年8月に出した報告書では、全人口の25%が新型インフルエンザに罹患すると想定した場合、最大で2500万人の患者が受診すると推定。2500万人分のタミフルの備蓄が必要とした。タミフルの耐性菌がこんなに早く出てくるとは驚きです。(日本でタミフルが大量消費されて2年ぐらいでは?)今年も日本は世界最大のタミフル消費国となるのでしょうか…。
こんにちは。情報ありがとうございます。やっぱりか・・・という感じです。とっくに出現していてもおかしくないと、去年タミフルが大量消費されている中で思っていました。怖いですね。どうしてお医者様方(?それとも研究者?)はこういう現実に気づかないんでしょうか。いや、気づいていないはずないと思うんですが。。。どうしてなのか考えると悲しくなるので考えたくもなくなります。私が去年よく使っていた大きな掲示板では、タミフルのことも良く出ていました。しかも、タミフルの危険な副作用である『幻覚やせん妄など』の症状を、タミフルの副作用とはまったく疑いもせずに書き込んであるものが目立ちました。しかも医師もそれについて副作用と知ってか知らずか(私はわかっているのが大半だと思いますが)熱のせいにしているようで。『(インフルエンザ薬を飲んだ後)うちの子夜にいきなりお化けがいるって騒ぎまくってふらふらしながら走り回っていたんですよ〜。(このケースはかなり多かった)』『医師に聞いたら子供は熱を出すとよくそういうことがあるって』『うちもいきなりだ〜っっと駆け出して窓をあけて飛び降りようとした』『いきなり奇声発して騒ぎ出しました。おもわず笑っちゃいました』などなど、、、しかも楽しそうな顔文字までついていたりしました。気づいたものにはタミフルの副作用だと書き込み、『そういえばタミフルを飲んだ後でした・・・』『まったく気づきませんでした・・・』などのレスが返ってきましたが・・・。本当に薬に対して無防備な人がまだまだ多いんですよね。自分から気づいて調べるまではわからない世の中。。。悲しいです。
みどりさん、遅くなりましたが、書込みありがとうございます。> 10月15日(土)日経新聞夕刊10面に、ベトナムで鳥インフルエンザに感染した患者から、タミフル耐性ウィルスが検出されたと出ていました。> > 鳥インフルエンザ治療薬 耐性ウィルス検出受け 厚労省対応検討へこの記事はニュースに投稿しますね。
昨夏の新聞の切抜きを引っ張り出してきました。見出しには「インフルエンザ薬タミフル 飲んだ子2割、効果薄く 体内に耐性ウィルス」とあります。8月27日の記事で、28日発行の英医学誌に東大などが調査した結果を発表するとのことですが、すでに4月に日本感染症学会で元となるデータは報告されているそうです。以下抜粋。02〜03年に神奈川県内の4病院を受診し、インフルエンザと診断された0〜13歳の50人が対象。タミフルを飲む前と後とで、ウィルスを見たところ、18%で遺伝子が変異し、タミフルが効きにくくなっていた。熱が下がった後も体内に長くウィルスがとどまっている傾向が強い。治療期間中に耐性ウィルスが生まれたとみられる。この耐性ウィルスが人から人へ感染すれば、タミフルが効かない恐れがある。耐性ウィルスが出来る割合はこれまで大人で0.4〜1%、子どもで4%程度とされ、新型ウィルスに対してもタミフルは効果があるとされる。分析をした東大の河岡教授は「新型インフルエンザに対しては、だれもが免疫がなく、耐性ウィルスができやすいと言える。タミフルの使用に際しては、耐性ウィルスの監視が重要」タミフルの発売は01年2月。翌シーズンにはすでに耐性菌が出来ているというのですから驚きです。そしてそれがほとんど取り上げられることなくタミフル信仰が続いている事も。「人から人への感染」すでにあるはずですよね、きっと。記事の最後、>新型インフルエンザに対しては、だれもが免疫がなく、耐性ウィルスができやすいこれはどういうことでしょう?