中三の息子です。自然に罹るのを待ち、不顕性感染で抗体獲得を期待していましたが、結局抗体が無いことがわかりました。自分なりにおたふくの予防接種について調べました。毎年二桁の被害者の方がでていること、Jeryl Lynn株に比べ無菌性髄膜炎の発生頻度が違いすぎること・・・、など考えると接種に躊躇します。息子は麻疹の時皮内テストで抗体がついた経緯がありますが、おたふくが皮内テストで抗体がついたという方がおられましたら、教えて頂きたいのですが。
佐藤錦さん おはようございます namyと申します。経験者ではないので、ご希望の情報を提供できないのですが、今回佐藤錦さんの投稿を拝見して、皮内テストで抗体がつくといくことを再認識するきっかけをいただけました。ありがとうございます。「予防接種の手びき 第十版」も見てみましたが、皮内接種については麻疹のところでコラム的に扱われている程度で系統だった情報ってないんですね。いくつかHPも見てみましたが、麻疹ワクチンの情報ばかりで、おたふく風邪ワクチンはニワトリ胚初代細胞培養によって製造されている点が麻疹生ワクチンと同様という情報くらいしかありませんでした。麻疹ワクチンでさえ、一回接種では二次性ワクチン不全(secondary vaccine failure)が話題になっていましたが、おたふくはどうなんだろう?と思っていましたら、こんな情報がありました。おたふくかぜワクチン後のムンプスウイルス自然感染http://idsc.nih.go.jp/iasr/24/279/dj2791.htmlの中に『おたふくかぜワクチンの抗体陽転率は、麻疹ワクチンや風疹ワクチンの抗体陽転率と比べると低率であったため、以前はおたふくかぜワクチン後のムンプス罹患例の多くは、 一次性ワクチン不全(primary vaccine failure, PVF)と考えられていた。しかし、ムンプスIgM抗体の有無やIgG抗体価レベル、およびIgG抗体の結合力(avidity)検査結果から、 おたふくかぜワクチン後のムンプス罹患例の多くは二次性ワクチン不全(secondary vaccine failure, SVF)であることが示されている。』とあるので、やはり自然感染もなかなかできない世の中になると麻疹と同じ現象が起こっていくのでしょうね。また、皮内テストによる接種量は通常の1/10以下だと思いますが、その後の免疫持続に関する情報も統計的に公表されたものはないでしょうから、定期的な抗体検査で確認していくのかどうか・・・。悩ましいですね。先日うちの子の耳下腺が腫れたので、おたふくか?!と待合室を別にしてもらって受診しましたが、流行性ではない耳下腺炎(伝染性ではないと言われました)でした。これまでの保育園生活でおたふくは小流行が何度かありましたが、上の子共々なかなかもらってきません。うちも、もう少し大きくなったら抗体検査しないとな〜と思っています。よろしければ、また、情報交換させてください。