先日小児科に行ったら、日本脳炎の新型ワクチンができたので人数限定で予約受付している、と張り紙がしてありました。新型ができた事を知らなかったので驚きました。上の子は小さい頃1度接種してその後はしておらず、下の子は全く接種していません。今は人はかからない病気だとみたことがあるからしなくていいかな?でも九州だしすぐそばではないけど養豚場もあるにはあるし・・でも新しいなら一時様子をみてから・・と考えています。新型はどんなものなのかおしえていただければと思い、書き込みしてみました。
半開き様新ワクチンは未だ認可されておらず、早くても来年と言われています。その小児科さんで治験が行われているのでしょうか?日本小児学会のコメント http://idsc.nih.go.jp/disease/JEncephalitis/QAJE/JPS-JE050627.pdfと、他サイト様の記事を転載させて頂きます。「ベロ細胞由来, 不活化日本脳炎ワクチンの安全性と免疫原性 : 非劣勢, フェーズIII, 無作為抽出試験 / 2007年12月02日(日)日本脳炎ウイルス(Japanese encephalitis virus:JEV) は東南アジアにおけるウイルス性脳炎の主要原因である。現在治療法は確立されていないが、ワクチン接種は効果的に疾患を予防する。非劣勢試験により、我々は日本脳炎の為の新しい第二世代不活化候補ワクチンと、現在認可されているマウス脳由来ワクチンを比較することにした。方法我々は多施設、多国籍からの867名の成人を観察者盲検、無作為抽出フェーズIII試験に含めた。施設はアメリカ、ドイツ、オーストリアである。参加者はJEVテストワクチン筋注を2度受けるか (0日目と28日目; n=430)、認可済みワクチンを従来の推奨投与方法として3度皮下注射 (0日目, 7日目, 28日目; n=437)を受けた。主な検討項目は免疫原性であり、JEV特異抗体の中和に関しては全体のうち725名において分析可能であった中和試験(PRNT)によって分析された。今回の試験は臨床試験として*EudraCT number 2004-002474-36に登録された。所見試験ワクチンの安全性は良好で、その局所忍容性は認可済みワクチンよりも良好であった。副反応の頻度は両グループとも類似しており、ワクチンに関連した副反応は概して穏やかだった。56日目において、試験ワクチンのseroconversion率(抗原から抗体が出来ること)は98%であり、認可済みワクチンは95% 。試験ワクチンの*幾何平均力価はは認可済みワクチンの102に比較して244であった。結果の解釈試験JEVワクチンは将来的に期待でき、免疫原性で安全である。現在日本では、ワクチンの副反応に対する懸念から、日本脳炎の推奨接種が中止となっています。これは、急性散在性脳脊髄炎という病気と、今まで使っていたマウス脳由来のワクチンとの因果関係が否定できないという報告に基づくものです。今回の新しいワクチンは、日本でも近い将来使用が期待されているベロ細胞由来のものです。海外旅行の増加や地球温暖化により、日本でもいつ日本脳炎が流行してもおかしくありません。発症しない人も多く居る病気ですが、発症してしまうと有効な治療方法がないといわれているので、安全で有効なワクチンの再開が望まれます。」
エルビスさん、詳しくおしえていただきありがとうございました。まだ認可されていないということで、また驚きました。たしかに海外旅行の増加や地球温暖化などで、今まで流行らなかった病気が流行することもありえますね。しばらく新型ワクチンの様子をみてから、接種する方向で考えてみようと思います。
はじめまして。今日この記事を読んで、しまった、と思いました。実は、本日、日本脳炎のワクチン1回目を接種してきました。いまのところ、元気で何もなくすごしています。何もないことを祈るばかりです。私の今住んでいるところは、豚の飼育が盛んに行われています。ですので、主人などは、小さい頃は1年に1回、集団接種をしてきたそうです。日本脳炎になったら廃人になりますよと小児科の先生に言われ、主人も「小さい頃は1年に1回この注射を打ってきたがだれも病気になった人はいないから心配しすぎだ、蚊にたくさん刺されるしこの辺は危ない」といいます。実際、蚊がとても多く、今年は特に多いようで、2月にはもう、娘は保育園で蚊に刺されていました。去年の夏などは、夕方外に10分ほど出ただけで、30箇所以上も蚊に刺されていて、真っ青になりました。1ヵ月後までに2回目の注射を打たなければならないのですが、先生と相談して、来年か再来年に新しいワクチンを接種できないかどうか検討してみたいと思います。不安でしかたがなく、半開きさんのスレッドをお借りする形になってしまいました。申し訳ありません。