今年の7月にも同じ製造元のもので死亡例があったようです。____________________________特定非営利活動法人日本消費者連盟とワクチントーク全国は、岐阜県での日本脳炎ワクチン接種による被害をうけ、「乾燥組織培養日本脳炎ワクチン予防接種の死亡例について緊急に原因究明し、同ワクチンの副作用の詳細な公表と、定期接種の中止を求める申し入れ」を厚生労働大臣あてにしました。http://nishoren.net/
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11/1付けで、2012年10月31日第7回厚生科学審議会感染症分科会予防接種部会日本脳炎に関する小委員会での審議内容についての申し入れされました。後半の「今回の小委員会では、2例の死亡例について、委員長と委員3名(委員2名は欠席)、参考人3名(4名中1名は発言なし)という少数の専門家による議論」というところ議論されているといえるのでしょうか。詳細はhttp://nishoren.net/flash/2810
久しぶりに厚労省行ってきました。http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000002ndoo.htmlに掲載されている資料以外の情報としては、担当専門官から2例目のお子さんの病理解剖の結果の中間報告段階での所見を”心臓”、”肝臓”、”アレルギー症状”の3点だけ先に小委員会に報告していいかと先方の担当に確認した結果を口頭説明。心臓はマクロ的には明かな異常所見なし、ミクロ的にはこれから。肝臓は脂肪性の肝機能障害がみられる。アレルギーは異常所見なし。(ただし、いずれも病理解剖で所見がなくても完全に否定はできないことに留意するようとのこと)小委員会終了後、傍聴席でそのまま記者説明がされたので、そちらもそのまま傍聴しましたが、記者さんたちのほとんどは、今日の会議の結論はどう報道したらいいか?あとどういう検討が残っているのか?という近視眼的な質問がほとんど(T T)ADEMのバックグラウンドについての質問に対し、「委託研究班で調査していたが・・・」「岡部班は解散してますし〜」といった無責任な回答を受けて、「2005年からADEMについてあれだけ焦点になり、しっかり調査されていると思っていましたが、どいうことなのでしょうか?」と継続的な経緯を踏まえた質問をされた記者さんがいました。以前医療ルネサンスで彩さんの取材を担当された記者さんでした。今回はお忙しいと思い、声をかけずに帰りましたが、継続的に医療情報部で頑張っていらっしゃることを知り勇気をいただきました。最後に他の記者さんから、「不安になられている親御さんにどういうように伝えたらいいのか?」という質問に、「今日、明日のことに関しては・・・」と岡部委員が話されていた内容に近い報道は下記でした。-------------http://mainichi.jp/opinion/news/20121101ddm002070085000c.htmlQ 結果が出るまでワクチン接種は控えた方がいいの? A 厚労省は、豚の血液検査の結果から、ウイルスを持った蚊は毎年発生しているため国内でも感染の可能性があり、ワクチン接種が発病を抑えているとみています。会議は「すぐに接種を中止する必要はない」としましたが、岡部信彦委員は「流行するのは夏なので、心配なら専門家の調査結論を待ってもよいのでは」と話しています。-------------実は、この小委員会の前から岡部委員は表明されているんですけどね。http://kenko100.jp/news/2012/10/26/01「かつては春先から夏に接種、不安ならもう少し推移見ても」-------------今回は建前(国としての方針)と本音(自分の孫だったら?的な)の二枚舌で来夏まで先延ばししたわけです。議論の焦点は、これまで専門家達が7年かけてもわからないことだったのだということが良くわかりました。傍聴行ってみてはじめて分かること沢山あるなぁ〜と改めて思いました。
> 久しぶりに厚労省行ってきました。ご報告も早々にありがとうございました。薬の服用併用があったと報道でされていましたね。継続的に取材されているかたの意見も即、分かるなんて、すごい。やはり、その場の取材ではなく、根本、背景から通して取材されている報道を私たちも見逃しちゃいけないですよね。