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No.3496 : Re: ヒーリング療法
( 返信 )
 haripo  医療関係者医療関係者 - 2005/06/23(木) 09:52

ヒーリング療法そのものは、触手療法(手を触れる、手をかざす)に入ると思います。
気功 タッチングセラピー レイキ セラピューティックタッチ 愉気 などなど、その種のものは世界中に多くのものが存在します。

共通していることは、
1 心身に、気やオーラなど、目に見えないエネルギーやエネルギーの場を想定している。
2 それらが生命活動に深く関与していると考えている。
3 それらを調整することで、心身の状態が変えられると考えている。

リスクはとにかく偽者が多い世界ということでしょう。

「気」の世界というのは、その人の中にある価値観そのものです。
良い気とか、毒素とか、すべてはその世界の中の話です。あると思う人にはあるし、ないと思う人には無い。

ところで、良い気だとか、毒素だとかいう価値観が「ある」のと「ない」のとでは、あなたはどちら楽でしょうか。

タタリがあると思う価値観の人には、タタリの世界が起こりえます。そんな価値観がない人にはタタリなど存在しない。
仏滅や大安の価値観がない人は、仏滅に何かをしても、それを心配したりしませんが、仏滅を信じる人にはアクシデントがあるかもしれないと不安が生じることもあるでしょう。

悪い「気」があるとか、運気が上がるとか下がるとかいう世界には、そういう価値観がある。その世界のいう「正しいやり方」をしなければ、悪い結果につながることもある。邪気にやられるという世界ですね。
これって、心配の種が増えたとも言えませんか?

さて、この種のものでレベルが高いと思われるのは、野口整体の「愉気」だと思います。
「愉気」が他の触手療法と大きく異なるところは、意図を抱かずに、ただぽかんと手を当てるというその思想性です。
「愉気」は、あえて気の良し悪しや、気のバランスはこうあるべきだという意図を抱かずに行う。良いイメージも悪いイメージもどちらも抱かない。
これはとても卓越した考え方です。

病気や不調のある人は、不調をささえる価値観が習慣化しているといえます。
ネガティブな方向がパターンとして得意なのです。
治療の多くはこれをポジティブに換えようというのですね。
しかし、野口氏は、ポジティブもネガティブも、どちらも健全ではないと思った。
良い世界だけの価値観はない。悪いものとの対比で良いといえる。
だったら、余計な価値観をできるだけ掃除して、ココロを軽くすることが大切だと思った。
悪いとか良いというより、その価値観そのものが「いらない」と考えた。

これを例えていうなら、(あまり上手な例ではないけれど)
タタリがあるのでお祓いをしたから大丈夫と思えた(ネガティブをポジティブにすること)
タタリなんかにこだわっていたことがバカみたい思えるようになった(価値観を掃除すること)

なんだかややこしい話をしましたが、
結論として、癒しの世界というのは、ただサービスを受けるといのではなく、何かに気づき、成長や変化が起こることだと思います。
何かを知って、それで新しい心配の材料が増えたといいうのでは、あべこべです。
大きなテーマをいうなら、「あなたを縛るあなたの価値観から、どのくらい自由になれるのか」
そういうことを考えたときに、「気’を送って頂き体の中から毒素を取り除く」などという価値観が、本当にあなたの何かを変えるきっかけになるのか、その辺が重要な判断ポイントだと思います。

(野口氏 (野口晴哉「のぐちはるちか」)について興味があれば 「風邪の効用」などの著書がおすすめです)

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