| | [ 一覧へ戻る ]
気功法について | 気功とは「気」の運用をおこなうさまざまな方法論のことです。
例えば鍼灸は、身体の気血の流れを調整することが目的なので気功法の一種です。また手をかざすようなしぐさによって治療ができるという流派もあります。このように「誰か」が「誰か」にしてあげるような気功を外気功といいます。
外気功のなかでも治療行為としておこなう気功は、医療気功や保健気功と呼ばれます。疾病の回復を促すことが目的ですが過剰な期待は禁物です。
気功法が自然治癒力に働きかけるものならば、順序のある反応や経過といった段階を経るものです。魔法のような変化はありません。テレビでみるような瞬時に起こる変化は、劇場気功といって、いわばマジックの一種ですから混同しないようにしてください。
自分自身におこなう気功法もあります。これを内気功といいます。内気功には太極拳のように動きを伴う方法(動功)もあれば、座禅のようにじっと瞑想するような方法(静功)もあります。
内気功法には3つの構成要素があります。
1 調心法(心を安定させる技法)
2 調息法(呼吸法)
3 調身法(身体のゆがみを修正し、正しい姿勢などを考える技法)
これら3つの構成要素によって、心身の理想的なあり方を追求するのが内気功法の基本です。
この情報は役に立ちましたか?(Yes:3人) |
|
| |
|