<タミフル>ではなく、ホメオパシーのスレッドで議論する内容だと思いますが、桃井姫子サンへの返信として投稿しました。ホメオパシーについて私はまったくの素人です。[2003/12/14] ホメオパシーについて考える のharipoサンとまつサンのお話は非常にわかりやすく、共感を覚えるものでした。しかしその後のいろいろなスレッドでいろいろな方のホメオパシー推奨の発言には違和感を感じてなりません。ホメオパシーとは科学的には説明できないけれども、個々の事例において効果が認められる場合もある一つの代替医療である、と認識しています。この認識においてホメオパシーも新興宗教もなんら変わりありません。新興宗教というとインチキ、オカルトの一言で片付けられそうですが、科学的には説明できないが、ある信者には至高の喜びを与えるものです。ホメオパシーが真の医学で普通に認知されるためにはホメオパシー側の責任が大なのではありませんか。まずレメディーといわれる薬まがいのもの<薬価に収載されていない、一般薬としても登録されていないという意味でのまがい物です)の値段の高さ。技術屋として純コストを考えるとタダに近いものを法外な値段で売りつけている。科学的に説明できないにもかかわらず科学用語を駆使して、しかも本来の科学用語として定義されている言葉の意味を逸脱してまで自然科学的装いに身をまとう姿に疑問を感じるわけです。<定説です><幸せですか>と絶叫して金儲けをしていた人とどう違うんだろうかと考え込み、悩むわけです。haripoサンのランドルフ博士の中和法からホメオパシーを考えるという発言には共感し、決してホメオパシーを否定するわけではありませんが、イラクの大量破壊兵器について質問されたときに<フセインが見つからないからといってイラクにフセインはいなかったとはいえないだろう>とブッシュのポチとして面目躍如たる答弁がありましたが、ホメオパシーを推進しようとされている方々の発言にこの発言と同じような批判を拒絶する問答無用の固くなさを感じるのは私だけでしょうか。人によって最適な治療法(?)が全然違ってくるというまつサンの文章にあるような側面を持つため、統計処理で効果を表現できないもどかしさもあるのでしょうが、金儲け主義と目眩ましてきな科学用語多用だけは避けてほしい。本当にホメオパシーを広めようとするならレメディー価格を一桁も二桁も下げてでも困っている人々を広くあまねく助けようとする姿勢が必要だと考えています。