かあままさん こんにちは。ご参考までに、風邪の効用については下記でも紹介しております。http://www.kangaeroo.net/D-info-F-view-infono-004016b01.html子供がある時期に、多くの病気をすることは当然のことで、その経験が免疫の強化につながります。ですから「ああ、また病気だ」と嘆くよりも、「これでまたひとつ強くなる」と考えてみるとよいのではないでしょうか。経過を乱す構図は、不安が呼応するということ以外に、次のようなものが考えられます。子供は、親の気をひく行為が大好きです。女性が化粧をしたり、おしゃれをすることの根本理由が周囲の注意を自分に集めることにあるように、子供もあらゆる手段で親や周囲の気をひくことを追求しています(これは無意識の仕組みです)親の注意がそれたときに怪我をする>親の注意を集めるために怪我をする。叱られるという場面さえ、親が自分だけに集中している構図という点で、親の注意を集めているということになり、それを繰り返す子供もいるといいます。子供は病気になると、親の注意がいつもにもまして自分にあつまるいわば「快感」があります。そして、親の感心が特定の症状「熱」「咳」などにフォーカスされると、子供はその症状に固着する場合がある。なぜならば、その症状が親の注意を自分に向けている要素になっているからです。そういこともあって、病気の子供にどう感心を持つかはとてもコツがいると思うのです。難しいことですが、症状に強い感心をもっていることを、子供に悟られてはいけません。何人も子育てしているベテラン親は、それまでの経験のおかげで、少しくらいの病気でも「こんなの大丈夫」と平時と変わらぬ態度を貫きます。すると、子供の方も、病気で余分に親の注意が引けるわけではないから、病気を純粋に経過する。下の子供ほど、そういう傾向が強いので、最初の子供は病弱だったが、後の子供はなんだか丈夫だという印象になる。本当は、「病弱」も「強い」もなくて、ただ、どういう対応であったのかの積み重ねによって、印象が違っているだけなのです。みなさんは、病気の知識は案外豊富だとおもいます。ですが、もっとこんな方向性の話を知っていただかないと、現実には知識が役立ちません。知識と平行して求めるべき情報は、考え方や価値観の基盤になるものだと考えます。