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No.717 : Re3: 1才未満の乳児がタミフルの服用について...
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 ららまーま  医療関係者医療関係者 [お子さん2人] - 2004/03/31(水) 11:33

こんにちは!

タミフルは、新薬ですが、日本ではかなり大量に使われています。(使いすぎの感も否めません・・!)かなりの使用例が集まるはずで、それに伴って今後、効果、副作用、使用適応、薬価等々の評価や見直しが行われることでしょう。

>

> しかし、こうした検査の目的は、薬と副作用の因果関係を明確にすることにあると思います。副作用が現れたり現れなかったりする人がいるわけで、いまのところ、その理由はよく分かっていません。アレルギーとの関連を言う人もいますが、そうでないケースも多い。であれば、副作用の因果関係が明らかになった以上は、誰にでも副作用が現れる可能性があると考えておくべきだと思います。


そうですね、すべて、今のところ・・という書き出しでしか、お話できません。それは、もしかしたら、永久にそうかもしれません。ただ、その時点において、内服される方にとって、その効果発現によるメリットがデメリットをしのぐと考えられる場合に処方されていると思います。
今回の実験では、普段ありえない量を負荷しているということ、幼若ラットで得られた結果でのみ判断しているということ、その結果によって、突然一方的に使用制限が出されたということ などが、納得できない根源になっていると思います。

> きちんとした実験によってではなく、実際の処方過程を通じて、薬の副作用だと判断することは、非常に難しいと思います。患者が薬の副作用を疑っても、お医者さんの方が認めないケースも多いですし。。新しい薬ですから、「重大な副作用の報告がない」ことを過信すべきではないと思っています。


そうですね、必要と思われる方に、慎重に処方されるべきですね!そしてその効果や経過についても、慎重にみなければいけないでしょう。ものすごく勝手な意見を言いますと、医師は処方した方に何らかの副作用(疑い例も)を見た場合、何でも書き留めておいて、製薬会社側がそれをあつめて種々の統計処理をして、降ろしてくれるとより使い易い良い薬になるのに・・と思ったりします。製薬会社も成分の見直しなど、しやすくなると思うのですが・・。

> 1歳未満がとくにインフルエンザ脳炎を心配しなければいけない、ということはないですよね。たとえば、以下の調査では、0歳児の割合は1〜4歳児よりも明らかに少ないです(もちろん、あまり外出しないからという可能性がありますが...)。確率を求めれば、ちょっと多めに見積もっても、5万人に1人ですね。(時間ができたら「親として、子供の周りにあるリスクをどう考えるか」という点に関して投稿します)

>


これは、私の言葉が足りませんでした!けして0歳児に脳炎発生が特に多いということはありません。・・脳炎での死亡例とインフルエンザワクチンの未接種には関連があるのではといわれていて、しかし0歳児は接種してもインフルエンザ罹患予防効果が弱いということから、ほとんどのお子さんが未接種なのではないかと思います。もし、0歳児が疫学的、臨床的にインフルエンザに罹患したと思われる状況になったときに、接種による予防もできておらず、タミフルもだめとなると、インフルエンザを押さえ込む手立てが一つ無くなることになり、せっかく効果のある薬なのに使えないなんて・・ということがいいたかったのです。インフルエンザ脳炎は、よくわかっていないことばかりですが、インフルエンザウイルスに罹患することがきっかけになってはいるわけで、0歳児にとって現在の予防接種で効果が薄いのなら、将来的には改良したり、まったく新しい予防方法を編み出したりして、なんとか罹患予防ができると良いのに・・と思います。

>タミフルにインフルエンザ脳炎の予防効果があることは認められているのでしょうか? また、インフルエンザ脳炎は症状が急激に進行しますが、実際問題として、タミフルの服用は脳炎回避に間に合うものでしょうか? 私が気になっているのは、以前、あるお医者さんが「インフルエンザ脳炎はインフルエンザ発症時にすでに相当進行しているかもしれない」と書いているのを見たことがあるからです。


日本では、タミフルはインフルエンザの予防ということでは、適応が通っていません。脳炎についてももちろんそうだと思います。インフルエンザ脳炎については、いまだその発生機序がわかっていません。インフルエンザの症状発症から急速に進行して、脳炎を発症すること、剖検例がまだ少ないことなど、解明しづらい状況もあります。罹患後、いつから脳炎が始まっているかというのも不明です。速ければ数時間で脳炎を発症するということと、内服薬は、血中濃度があがって効果が発現してくる・・というタイムラグを考えると、インフルエンザの症状が発症してからでは間に合わないかもしれませんね。外国のように、罹患の可能性が高い時点で予防的に内服できたら・・もしかすると脳炎も予防効果があるかもしれない・・とは思うのですが。私の勝手な空想でしかありません。今はとにかくインフルエンザ脳炎の発生機序解明を望むばかりです。

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