現在9ヶ月の娘がインフルエンザをかかり、タミフルを服用しましたが、この新しい薬について、とても不安でみなさんのご意見を拝借したいと思います。どうぞよろしくお願いします。先日9ヶ月の娘がインフルエンザだと診断され、お医者さんからタミフルを処方されました。発熱して3日目だったが、服用して3〜4時間後熱が37.5℃に下がりました。そのまま、3日間は服用させましたが、当初はお医者さんからの説明は「1才未満の乳児には投与しないようという製薬会社の呼びかけ」はなかったです。ただ「この薬について、最近良くないという報道があったが、今まで使って来た薬だし、今までは問題なかったです。強い薬で、服用すると2日間で熱は下がりますが、服用しない場合は3-6日間熱が続きます。処方するには親の同意がないと処方できないです。」との説明でした。インフルエンザの合併症などが怖くて、服用することにしました。その後、インターネットで「1才未満の乳児には投与しない」記事などを読んで、かなり動揺しています。タミフルの副作用や赤ちゃんの脳や体に何らかの影響があるでしょうか?どうしたら良いでしょうか?また、平熱に戻った2〜3日経過していますが、鼻水&咳が残っている場合は抗生物質を続けて飲ませた方がいいでしょうか?最後に、娘のまぶたが腫れているように見えますが、これもタミフルの副作用でしょうか?それともインフルエンザの後遺症でしょうか?タミフルを服用する前にちゃんと調べるべきだった......親の責任としか言えないですが、アドバイスをいただけると助かります。
> 先日9ヶ月の娘がインフルエンザだと診断され、お医者さんからタミフルを処方されました。発熱して3日目だったが、服用して3〜4時間後熱が37.5℃に下がりました。そのまま、3日間は服用させましたwenさんお具合、いかがですか。お熱が下がってよかったですね・・。ご存知かもしれませんが、昨年度のインフルエンザ流行期には、1歳未満のお子さんにもタミフルは処方されていました。新薬の範疇に入る薬ですし、必要のある場合のみ慎重投与されていたとは思いますが、実際結構使用されていたのでは・・(あくまで想像です。統計などであがってきたことではありませんが)と思います。自分も処方していました。副作用としては、吐いたり下痢したり等の消化器症状が多いと言われていて、これは自分が処方した場合でもそういう印象でした。それが、このたび使えなくなったのには、わけがあります。タミフルをラット(だったと思います)に普段使う量の50倍程度の量をのませたところ、後遺障害が残った・・という実験です。あくまでねずみの実験で・・であって、実際に内服した乳児に起こったものではありません。また、50倍という量も・・普通ありえませんよね。(注!実験と経緯については簡単に、かなり省略して大筋のみ言っています)薬の重大な副作用の報告があった場合は、すぐに各医療機関に緊急報告が送られてきますが、タミフルについては今のところそのような報告は無かったと思います。私は、タミフルの副作用って人間に投与してでてきたことではないのに、逆に脳炎等の心配な1歳未満児に投与できないのはおかしいんじゃないか?と疑問すら残っています。このようなタミフルを取り巻く状況と、情報をを基にして考えると、内服を終えられて、今現在元気を取り戻しつつあるのでしたら、きっと心配ないと思いますよ!当初はお医者さんからの説明は「1才未満の乳児には投与しないようという製薬会社の呼びかけ」はなかったです。・・・でも、処方するには親の同意がないと処方できないです。」との説明でした。>う〜ん、なんだか変ですよね〜・・。これは、説明を尽くして理解を得るべきだったのでは・・と思います。先生、外来通院できるような状態のお子さんにも処方されるんですね・・。私はあの通達があってから、1歳以下にかなり使いにくいお薬になってしまいました。(これっていいこととは思えません〜)> また、平熱に戻った2〜3日経過していますが、鼻水&咳が残っている場合は抗生物質を続けて飲ませた方がいいでしょうか?インフルエンザはとても体が弱る病気です。インフルエンザ自体の症状が治まった後でも、他の細菌感染による中耳炎や肺炎など起こしやすいので、こじらせそうな場合は抗生剤をのむことがあります。いつまで・・というのは、主治医の先生によく相談されたほうがよいですよ。きっと全身状態と症状が改善されてきたら、内服中止になると思います。> > 最後に、娘のまぶたが腫れているように見えますが、これもタミフルの副作用でしょうか?それともインフルエンザの後遺症でしょうか?自分は、タミフルでこのような症状がでたことはありませんが・・様子を見て、やはり主治医の先生に聞いてみられてはいかがでしょうか。> > タミフルを服用する前にちゃんと調べるべきだった......親の責任としか言えないですが、・・いいえ、決してそんなことはないです。3日間も高熱があって、wenさんもとても心配されていたでしょう。結果的に解熱して、のんでよかった・・かもしれませんが、1歳未満に使えないという治療に関する情報や選択肢をその場で提示してくれていたら、より納得できたと思います。医師はどんな状況でもインフォームドコンセントをとるべきで、私自身も、身が引き締まる思いです。wenさんも、もしこれから小児科を受診されたときに疑問があれば、その場で医師に説明を求めてみられたら・・と思います。では、お子さんの症状がはやく良くなられますように、お祈りしております!
ららまーまさん:早速の返事、どうもありがとうございました。心の重荷が少し軽くなりました。確かに、脳炎などの合併症を考えるとタミフルを使いたくなる心境です。現に良くなっていますし、クヨクヨ考えず、今後もっと慎重に納得する形で主治医と話し合って子供の病気、薬などの事を取り組んで行きたいと考えています。実は、今回のインフルエンザは家族4人ともかかったんです。最初は予防接種していた長女がかかり、最初は夕方に38℃の熱を3出し、次の日に37℃台の熱が一日、3日目また38.8度の高熱を出したが、一日で下がり、軽く済んだんですが、その後、主人、9ヶ月の次女、最後に私がかかりました。私がかかる前に、3人受診していても風邪しか診断されず、(当初次女は発熱したばかりで、37.5℃でした)インフルエンザの初期診断はかなり難しいと実感しました。でも、次女は薬を飲んでいても全然良くならず、3日目の朝(私が前の夜からダウンしたので)主人に大きい病院に連れててもらい、タミフルの薬を処方されたのです。今、長女も次女もまだ鼻水と咳が残っていますが、熱は上がっていません。今日も近くの病院で外来で診てもらい、風邪の薬と抗生物質(リカマシンドライシロップ)を処方されました。今年から、家族全員で早めに予防接種をすることにします。重ね重ね、貴重な意見、どうもありがとうございました!!
こんにちは。> タミフルをラット(だったと思います)に普段使う量の50倍程度の量をのませたところ、後遺障害が残った・・という実験です。あくまでねずみの実験で・・であって、実際に内服した乳児に起こったものではありません。また、50倍という量も・・普通ありえませんよね。(注!実験と経緯については簡単に、かなり省略して大筋のみ言っています)確かに何十倍の量を投与して副作用が現れたからといって、通常の量での使用で同じように副作用が現れるわけではないと思います。それに、ネズミがそうだったからといって、人間にも同じように当てはまるわけではありません。しかし、こうした検査の目的は、薬と副作用の因果関係を明確にすることにあると思います。副作用が現れたり現れなかったりする人がいるわけで、いまのところ、その理由はよく分かっていません。アレルギーとの関連を言う人もいますが、そうでないケースも多い。であれば、副作用の因果関係が明らかになった以上は、誰にでも副作用が現れる可能性があると考えておくべきだと思います。ちなみに、このタミフルの問題は、今年の1月10日ごろから報道されています。この時点では、「投与しないように」との指示は出ていなかったようです。実験では500倍の量が投与され、「脳の防御機能が未熟だから」という可能性が指摘されていました。なお、それまでも、添付文書には「1歳未満の患児に対する安全性は確立していない」と書かれていたようです。> 薬の重大な副作用の報告があった場合は、すぐに各医療機関に緊急報告が送られてきますが、タミフルについては今のところそのような報告は無かったと思います。きちんとした実験によってではなく、実際の処方過程を通じて、薬の副作用だと判断することは、非常に難しいと思います。患者が薬の副作用を疑っても、お医者さんの方が認めないケースも多いですし。。新しい薬ですから、「重大な副作用の報告がない」ことを過信すべきではないと思っています。> 私は、タミフルの副作用って人間に投与してでてきたことではないのに、逆に脳炎等の心配な1歳未満児に投与できないのはおかしいんじゃないか?と疑問すら残っています。1歳未満がとくにインフルエンザ脳炎を心配しなければいけない、ということはないですよね。たとえば、以下の調査では、0歳児の割合は1〜4歳児よりも明らかに少ないです(もちろん、あまり外出しないからという可能性がありますが...)。確率を求めれば、ちょっと多めに見積もっても、5万人に1人ですね。(時間ができたら「親として、子供の周りにあるリスクをどう考えるか」という点に関して投稿します)http://www1.mhlw.go.jp/houdou/1106/h0625-2_11.html> このようなタミフルを取り巻く状況と、情報をを基にして考えると、内服を終えられて、今現在元気を取り戻しつつあるのでしたら、きっと心配ないと思いますよ!これは同感です。最後に、よろしければ、ららまーまさんのお考えを教えてください。タミフルにインフルエンザ脳炎の予防効果があることは認められているのでしょうか? また、インフルエンザ脳炎は症状が急激に進行しますが、実際問題として、タミフルの服用は脳炎回避に間に合うものでしょうか? 私が気になっているのは、以前、あるお医者さんが「インフルエンザ脳炎はインフルエンザ発症時にすでに相当進行しているかもしれない」と書いているのを見たことがあるからです。
こんにちは!タミフルは、新薬ですが、日本ではかなり大量に使われています。(使いすぎの感も否めません・・!)かなりの使用例が集まるはずで、それに伴って今後、効果、副作用、使用適応、薬価等々の評価や見直しが行われることでしょう。> > しかし、こうした検査の目的は、薬と副作用の因果関係を明確にすることにあると思います。副作用が現れたり現れなかったりする人がいるわけで、いまのところ、その理由はよく分かっていません。アレルギーとの関連を言う人もいますが、そうでないケースも多い。であれば、副作用の因果関係が明らかになった以上は、誰にでも副作用が現れる可能性があると考えておくべきだと思います。そうですね、すべて、今のところ・・という書き出しでしか、お話できません。それは、もしかしたら、永久にそうかもしれません。ただ、その時点において、内服される方にとって、その効果発現によるメリットがデメリットをしのぐと考えられる場合に処方されていると思います。今回の実験では、普段ありえない量を負荷しているということ、幼若ラットで得られた結果でのみ判断しているということ、その結果によって、突然一方的に使用制限が出されたということ などが、納得できない根源になっていると思います。> きちんとした実験によってではなく、実際の処方過程を通じて、薬の副作用だと判断することは、非常に難しいと思います。患者が薬の副作用を疑っても、お医者さんの方が認めないケースも多いですし。。新しい薬ですから、「重大な副作用の報告がない」ことを過信すべきではないと思っています。そうですね、必要と思われる方に、慎重に処方されるべきですね!そしてその効果や経過についても、慎重にみなければいけないでしょう。ものすごく勝手な意見を言いますと、医師は処方した方に何らかの副作用(疑い例も)を見た場合、何でも書き留めておいて、製薬会社側がそれをあつめて種々の統計処理をして、降ろしてくれるとより使い易い良い薬になるのに・・と思ったりします。製薬会社も成分の見直しなど、しやすくなると思うのですが・・。> 1歳未満がとくにインフルエンザ脳炎を心配しなければいけない、ということはないですよね。たとえば、以下の調査では、0歳児の割合は1〜4歳児よりも明らかに少ないです(もちろん、あまり外出しないからという可能性がありますが...)。確率を求めれば、ちょっと多めに見積もっても、5万人に1人ですね。(時間ができたら「親として、子供の周りにあるリスクをどう考えるか」という点に関して投稿します)> これは、私の言葉が足りませんでした!けして0歳児に脳炎発生が特に多いということはありません。・・脳炎での死亡例とインフルエンザワクチンの未接種には関連があるのではといわれていて、しかし0歳児は接種してもインフルエンザ罹患予防効果が弱いということから、ほとんどのお子さんが未接種なのではないかと思います。もし、0歳児が疫学的、臨床的にインフルエンザに罹患したと思われる状況になったときに、接種による予防もできておらず、タミフルもだめとなると、インフルエンザを押さえ込む手立てが一つ無くなることになり、せっかく効果のある薬なのに使えないなんて・・ということがいいたかったのです。インフルエンザ脳炎は、よくわかっていないことばかりですが、インフルエンザウイルスに罹患することがきっかけになってはいるわけで、0歳児にとって現在の予防接種で効果が薄いのなら、将来的には改良したり、まったく新しい予防方法を編み出したりして、なんとか罹患予防ができると良いのに・・と思います。>タミフルにインフルエンザ脳炎の予防効果があることは認められているのでしょうか? また、インフルエンザ脳炎は症状が急激に進行しますが、実際問題として、タミフルの服用は脳炎回避に間に合うものでしょうか? 私が気になっているのは、以前、あるお医者さんが「インフルエンザ脳炎はインフルエンザ発症時にすでに相当進行しているかもしれない」と書いているのを見たことがあるからです。日本では、タミフルはインフルエンザの予防ということでは、適応が通っていません。脳炎についてももちろんそうだと思います。インフルエンザ脳炎については、いまだその発生機序がわかっていません。インフルエンザの症状発症から急速に進行して、脳炎を発症すること、剖検例がまだ少ないことなど、解明しづらい状況もあります。罹患後、いつから脳炎が始まっているかというのも不明です。速ければ数時間で脳炎を発症するということと、内服薬は、血中濃度があがって効果が発現してくる・・というタイムラグを考えると、インフルエンザの症状が発症してからでは間に合わないかもしれませんね。外国のように、罹患の可能性が高い時点で予防的に内服できたら・・もしかすると脳炎も予防効果があるかもしれない・・とは思うのですが。私の勝手な空想でしかありません。今はとにかくインフルエンザ脳炎の発生機序解明を望むばかりです。
こんにちは。反応が遅くてすみません。> ものすごく勝手な意見を言いますと、医師は処方した方に何らかの副作用(疑い例も)を見た場合、何でも書き留めておいて、製薬会社側がそれをあつめて種々の統計処理をして、降ろしてくれるとより使い易い良い薬になるのに・・と思ったりします。確かにそうですね。でも、たいてい複数の薬が出されますから、どの薬で副作用が出たのか、分からなくなってしまうんですよね。これは、薬を求めすぎる患者側の問題でもありますが。。。> 外国のように、罹患の可能性が高い時点で予防的に内服できたら・・もしかすると脳炎も予防効果があるかもしれない・・とは思うのですが。タミフルを予防的に使用している国があるのでしょうか?日本でも予防的に使用することになれば、使いすぎに一段と拍車がかかりますね。うーん、大丈夫なのでしょうか。
> タミフルを予防的に使用している国があるのでしょうか?> 日本でも予防的に使用することになれば、使いすぎに一段と拍車がかかりますね。うーん、大丈夫なのでしょうか。失礼します。この件に関して、去る3月3日衆議院予算委員会において、坂口大臣が次のように答弁しております。○坂口国務大臣 確かに、タミフルを使いますときに、それは予防的に使うのか、それとも、今まで存在するインフルエンザ等にかかっているような人に使うのかということによって、これは違ってまいりますが、予防的に使うということになりますと、御指摘いただきましたように、副作用の救済制度にはこれは当てはまらないわけでございます。 医師法におきまして、医師が認めまして、そして本人もそれを了解するということであれば、予防的にお飲みいただくことはできるわけでございますけれども、飲むことはできますけれども副作用が起こりましたときにその対象にならない、それならばどうするかということでございましょう。 そのときに、これは予防的にも通用するように、この製薬会社に申請をしていただくということが一つの方法としてあるのではないかというふうに思っております。 これは今後も起こり得ることでございますから、こうしたタミフルのような薬剤がそんなにたくさんあるわけではございませんので、そうしたことが一つの方法であるというふうに思っておりますし、今まで予防的に使う薬といたしましては、破傷風の薬、それからまた結核の薬等で存在をするわけでございますので、初めてのケースではありませんから、早急に検討させていただきたいと思います。(前後関係は衆議委員の会議録を参照してください)既に、メーカーは予防使用への承認申請を昨年出しておりますし、一部医師からは予防使用が一般化することを懸念する声も上がっています。
こんにちは。> 既に、メーカーは予防使用への承認申請を昨年出しておりますし、一部医師からは予防使用が一般化することを懸念する声も上がっています。そうなんですか。輸入・販売元の申請が承認されれば、きっと一般化する方向に進んでいくんでしょうね。「予防使用が一般化することを懸念する声」というのは、具体的にどのような内容でしょうか?そういえば、スイス・ロシュ社(タミフルの製造元)の幹部が、とある新聞のインタビューで、「日本で需要が増えるのなら、生産体制を拡充するのはやぶさかではない」みたいな主旨のことを、うれしそうに発言していたのを思い出します。
> 輸入・販売元の申請が承認されれば、きっと一般化する方向に進んでいくんでしょうね。「予防使用が一般化することを懸念する声」というのは、具体的にどのような内容でしょうか?次の記事がありました。http://yaku-net.jp/yakyoku/20031001.htmYakunet
wenさん私の覚えが間違っていたので、訂正します。50倍ではなく、500倍でした。幼若ラットに、日本で体重あたり使用される量の500倍の投与で、死亡例があったということです。お子さんの経過、いかがですか。今朝は、外来受診されているかもしれませんね。お大事に・・!!