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No.729 : Re7: 自治体から医師への情報提供について
( 返信 )
 ららまーま  医療関係者医療関係者 [お子さん2人] - 2004/04/06(火) 01:18

栗原さん

いえ、私は現在非常勤でで経験も少なく、知識も浅い、平均以下の医者です。ここに参加させていただいたのも、ママ仲間に入りたいなあ〜と思ってなんとなく入らせていただいたので、専門職としてはなんとも頼りないとお感じのなのでは・・(すみません!)しかし、自分にとっては、医療に対する生のご意見や、情報の勉強ができ、栗原さんにもお会いできて、大いに意味のある場となっています。(ありがとうございます!)

私は、栗原さんのお話が、本当にこたえるのです・・今すすめていることが本当に子供のためになっているのか、選択の責任を保護者におしつけていないか、しらずしらずのうちにただの接種奨励者になっていないか、いろいろなことを自問しています。有効性は、自分は、あると実感していますが・・

> 安全で有効な予防接種を目指すという点で見ている方向は栗原も同じだと思います。しいて言うなら、その出発点が(自然感染の)病気の怖さからか、ワクチンの被害から出発しているかの違いだろうといえます。おそらく一致点は見出せないのかもしれませんが、その一見対立しているかのような関係が続いて存在することに意味があるのかもしれません。


そうですね・・、対立しているかのようで、実は同じ方向を見つめているんですよね!医療側はもっと素直に、現象を見て、明らかに公にするべきかと思います。どうしても同業者に甘い体質であることは否定できません。そして、具合の悪いことは、なるべく見つめようとしない(先輩方におこられそうですが)そして自分も知らずのうちにそうなっているのかもしれない・・。

>親が「どのような報告例がどれくらいあるのですか、自然感染で死亡したり重篤な状態になる子どもたちはどれくらいいるのですか」など質問した際に具体的な説明ができたり、そのためには例えば「遅ればせながらの副反応報告」ぐらいは必見の資料だろうといっているのです。「ワクチンは本来的に打ちながら評価されていくもの、実験しながら改良していくもの」というような趣旨の見解を、現国立感染研獣医科学部長山田章雄氏(もと予研ウィルス製剤部ムンプス室長)が述べています(栗原あて私信)。親が最終的に決めるといえども、最後は医師の説明によるしかないのです。信頼できそうな医師のいうことで決めざるを得ない現実です。専門性とは「先生の先生たるゆえん」です。または、「期待される接種医像」でもあります(独断と偏見を恐れずにいうなら、まれな病気の診断や説明ができる、現在の治療水準が説明できる、ワクチンの有効性とリスクが説明できる、感染症のデータ、副反応のデータをみて解説できる、現在の予防接種制度に問題があるなら堂々と批判できる、浅はかな考えで接種を考える親への対応ができる、わからないことはわからないとはっきりいえる、などなど)。


私も栗原さんのおっしゃることは、そのとおりだと思います。医者の専門性とは、そのような意味だったのですね!接種前や、予約を入れる時に、質問される親御さんも多く、接種の有効性や副反応への関心の高さを感じます。ワクチンフェイラーの率や、疾患による死亡率は新旧いろいろな報告があり、大体としかお話しできないのですが、副反応については栗原さんがご教示くださったように集計が出ているのですから、疑問に即答できるようにすべきですね。自分の生半可な知識を恥じ、再度勉強しようと思います。臨床現場では、ついつい目の前にある状況だけを見がちですが、将来にあるかもしれないなにかを、予見し、提言するのも医者の務めですね。

> この部分は栗原も全く同感なのです。今現在、24才(被害、重度障害者)、21才(麻疹まではうけた健常者)の親ですから、接種に直面していませんが、渋谷区医師会がもうけた「接種センター」の取り組みが無事故実績をあげたと評価されているようです。おそらく94年の法改正の際、都道府県ごとにハイリスクの場合の接種センターを設けたのはそこから来ているように思うのですがいかがでしょうか。ここらになると政治と金の問題になってきますが。


いきさつは、はっきり知らなくて・・すみません。

>


> つまるところ、健康な(病気でない)子どもが接種によって死んだり障害児になることは非常に理不尽なことです。治療薬の投与とは異質です。


理不尽です!!まさにそうです!!予防の観点から行われることが、本人に危害を加える、どうして・・。治療とは全く異質で、健康な子供に起こることですし、絶対的な必要にかられている時とは異種の次元です。苦しくなります・・本当に重いお言葉です。

>

> ひとつ具体的な希望をのべると、接種医の研修内容(自主・強制ともに)に被害者の実態が、病気の怖さと同等以上に加味されることを望みます。


そうですね、ここでもやはり医療界の閉塞性というか、頑固さというか、そういったものをとりはらって、事実を認めて、みつめて、明日につなげる素直さが必要だと思います。接種禍を経験された方々を単なる数字にしてしまってはいけない!!実態がどうであったか、医療者の対応と経過、ご家族のお気持ちや暮らし・・そういったことが、研修の項目に入るとよりよいと思いました。

>

> いつもありがとうございます。このあたりでメールの往復をいったん中断した方がよいかもしれませんね。


いいえ、こちらこそ、身の引き締まる思いです。また、ご教示ください。

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