3才のやんちゃな息子は、よく小さな傷を作ります。その息子の通う保育園のことですが、傷ができると、すぐ「皮膚科に行ってくれ」と言われます。私から見れば、ほんの擦り傷で、放っておく、もしくは家庭での手当てで十分治るものです。外科でもなく、「皮膚科に」と言う理由は、「とびひになって他の子に遷ると困るから」だそうです。そこでまず、皆様にお聞きしたいのは、集団生活をする子供は、ちょっとの傷でも、すぐ皮膚科に連れて行くべきなのでしょうか?それと、もうひとつ気になることがあります。園の先生は特に傷が湿っていると、すぐ「とびひ」という言葉を口に出します。最近ひじに傷ができたのですが、私はなんとなく傷は乾かしてはいけないと思い、洗ったあとに、傷と絆創膏にワセリンを塗って貼っておいたのです。その絆創膏が園でとれた時に、傷が湿っていたのを先生が見て、すぐ「とびひ」を心配したらしく、お迎え時に「傷が乾いていないから皮膚科に行ってください」と言われました。私は何か釈然としません。傷の乾燥度合いと「とびひ」、医学的には関係はどうなのでしょうか?( 携帯からの投稿です )
こんにちは。毎日お仕事ご苦労様です。うちの保育園も同様です。虫刺されの薬を塗っているだけでプールにも入れません。神経質過ぎっ!でも、まぁ文句言っても、やっぱりとびひになって「それ見た事か」と思われても嫌ですし、うちの園はとびひになると出席停止でそれも困る。で、あらかじめ皮膚科で化膿どめの軟膏(ゲンタシン)を処方してもらい、あせもの寄りやパンク寸前なあやしい虫刺され跡にせっせと塗ってます。うちの子はアトピーなのですぐに処方してもらえますが、どうかな。傷程度で医者に見せていたら仕事になりませんよね。( 携帯からの投稿です )
とびひは傷に細菌が感染し、それが飛び火のようにあっという間に皮膚に広がるのでそう呼ばれています。正式名称は「伝染性膿痂疹」と言います。症状は2種類に分けられ、1つは水疱(みずぶくれ)ができて、びらん(ペロッと皮膚がむける)をつくることが多い水疱性膿痂疹、もう1つは炎症が強く、痂皮(かさぶた)が厚く付いた痂皮性膿痂疹です。保育園の先生は、水疱性膿痂疹のことを思い描いておられるのでしょう。些細な傷でも細菌が感染すればとびひになります。かといって、ほんのかすり傷程度で病院にかかるというのも、確かに考え物ではあります。とびひは夏場に多く、絆創膏などはとびひの原因菌であるブドウ球菌が好む環境です。確かに現在は、傷は乾燥させない方が治りが早いと言われますが、通常の傷絆創膏では些細な傷も、とびひになることがありますのでご注意下さい。詳しいことは下記のサイトにありますので、参考にしてみて下さいね。http://www.dermatol.or.jp/QandA/tobihi/q01.html